陶氏診療院

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「言葉の力」
カテゴリー 日本
4月4日、札幌市倫理法人会第1373回経営者モーニングセミナーが二人講師の講話で、新たな会場での勉強会を盛り上がりました。

一番目の講師は新潟県倫理法人会県央地区副地区長、株式会社渡大組社長の渡辺幸雄氏でした。30歳時社長になり、承継したくない会社を受けた時いろいろな企業改革を実施しました。さらに五年前、倫理経営を取り入れ、会社の経営理念「人間尊重・明朗愛和・本質追求」を明確にし、仕事でも表に見えない者を追求し、素晴らしい実績を現しました。

具体的に、倫理法人会のセブン・アクト(七つの実践)を毎日唱和と行動に取り入れます。たとえば、お茶を飲むと、最後に茶碗を洗い、元の位置に戻すまで率先し、全社員へ浸透して、仕事の効率を向上します。

今まで、建築業の特徴として、客に弱い、協力会社に強い体質が、「人間尊重」の経営理念の元で、お互い七分三分ではなく、平等で五分五分の対応に直りました。

明朗愛和が挨拶から、家でも挨拶していない専務からはじめ、会社の明るい挨拶を徹底的に実施しました。

倫理は一日を大切する、朝を大切する経営の考え、8時からの仕事で、幹部朝礼が7時、仕事の打ち合わせは7時20からして、その早い分には幹部手当で毎日500円を支給します。最初の全員出席ではなく、時間につれ、今は全員参加することになりました。月給も日給に変更し、社内透明且つ明確な毎日の収支報告により、社員の仕事意欲を上げ、普段の無駄も減り、純利益が順調に上がりました。

倫理経営の実績と仕事のやりがいが十分感じた渡辺社長、やるべきことを全部やりました。後二年、50歳時父と同じで社長をやめ、他の挑戦する仕事をしたいです。素敵な男のロマンを語りました。

二番目の講師は倫理研究所法人局教育業務部企画室チーフ、高橋哲也研究員でした。「言葉の力」の話題で、自分の子供の倫理塾講師としての経験を語りました。丸山先生の「万人幸福の栞」第11箇条を勉強する時の出来事です。「物を生きている」の質問で、子供にかけました。答えは全員「そう思っています」。予測している半分「そうではない」の講義準備内容に外れ、授業が大変難しくなりました。子供に聞いて、なぜそう思いますか、答えは「丸山先生がそう書いていますから。」子供の判断、考えがとても素直でした。

「倫理法人会朝の経営者モーニングセミナー、毎週丸山先生の「万人幸福の栞」を輪読しているけど、皆さんがどんな気持ちで受けていますか?今の人の声がとてもいい、今の人が読み間違った、自分がここを読みたかった・・・。輪読しても、その言葉の一言一言を良く理解しているのですか」と、高橋講師が問われました。高橋講師は毎日、自分で丸山先生の「万人幸福の栞」を開き、今でも読みとひらめきことがあります。

「倫理の勉強、その一言一言を日常生活に実行力として生かして、生活が変わるでしょう」と高橋講師が言って、「次回逢うとき、皆さんの人生成長を期待する」と励まし言葉を送って、高橋講師の講話が終わりました。

*セブン・アクト(七つの実践)
1、あいさつが示す人がら、躊躇せず先手で明るくハッキリと。
2、返事は好意のバロメーター、打てば響く「ハイ」の一言。
3、気付いた事は即行即止、間髪いれずに実行を。
4、先手は勝つ手5分前、心を整え完全燃焼。
5、背筋を伸ばしてあごをひく、姿勢は気力の第一歩。
6、友情はルールを守る心から、連帯感を育てよう。
7、物の整理は心の整理、感謝をこめて後始末。
2013-04-04