陶氏診療院

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マレーシアの旅⑦時差と日の出
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日本とマレーシアの時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。旅行中に特に不便を感じることはありませんでしたが、日の出の時間の違いには驚きました。

いつも朝7時前に目覚まし時計をセットしていました。携帯電話はマレーシアに入ると自動的に現地時間に切り替わります。朝、目覚まし時計が鳴ったとき、ホテルの窓から外を見ると、まだ真っ暗でした。調べてみると、マレーシアの日の出は7時半頃だったのです。その頃、札幌の日の出は6時半前でした。一方で、札幌の日没は午後5時過ぎでしたが、マレーシア・クアラルンプールでは午後7時半でした。

朝が遅く訪れるため、現地では午前11時から仕事を始める人も多いと聞きました。確かに、屋台のピークは午後11時頃で、朝2時まで営業している店も珍しくありませんでした。

今回の主な目的は、マレーシア米山学友会総会への参加と講演でした。やはり開始時間は午前11時からでした。翌日の観光案内でも、ホテルを9時に出発しても観光地や博物館はまだ開いておらず、10時まで待たなければならない場面がありました。

健康を維持するためには、体内時計をどのように調整するかを考える必要があります。四季のないマレーシアでは、一年中夏で、雨季と乾季しかありません。そのため、四季に応じた養生法も日本とは異なるべきでしょう。現地の方は味の濃い食事を好むため、心血管系の病気が多いと伝えられています。環境や食生活との関連もあるのかもしれません。今回の講演では四季の養生について触れませんでしたが、それが正解だったように思います。マレーシアの健康事情について学ぶ良い機会にもなりました。
2025-02-21