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「運命はみずから招く」
カテゴリー 日本
6月19日、平成25年度倫理経営講演会、社団法人倫理研究所理事長,丸山敏秋理事長が「運命はみずから招く」の講演を行いました。

丸山理事長の講演に、全道から500名を超える人々が参加し、広いベルクラシック帯広のホールの席を埋めました。

講演は二部内容で行われました。第一部は人類の運命でした。第二部は個人の運命でした。さすが理事長、戦略から戦術まで、バランスよく、分かりやすい人の道を導きいただきました。

「2013年は大変動のクライマックスの年」と理事長が年始の挨拶の時に語ってました。「混迷」の時代にいる我々経営者、創造する未来にはリーダーに求められる「先見力」と理事長が言いました。物質世界は「単純系」で、予知ができます。でも、この世界、人類も含め「複雑系」で、正確な未来予知は不可能で、歴史を勉強すると、「歴史は繰り返す」のことで、ある程度の予測ができます。その予測は「先見力」とのことです。

80年代、翻訳されたアメリカの未来学者アルビン・トフラーが開示した「第三の波」(第一の波は農業社会、第二の波は産業革命)は脱産業社会、情報の社会です。「第三の波の経営者が必要とするのは、責任感が強く、自分の仕事と他の作業者との仕事の関連を理解し、広範な仕事をこなし、労働環境の変化にすぐ対応でき、周囲の人間と、きめ細かに調和できる人間、ということになる」と書かれ、素晴らしい予測能力です。

第二の波はバランスが取れない「経済発展・エネルギー・地球環境」の「トリレンマ」があります。それでも、人類が第三の波と第四の波(精神~魂)の次元へ突入され、希望ある未来を創造するため、人間の意識と価値観の変化にゆだね、倫理と道徳を問われると理事長が話しました。

「運命」とはこれからの人生、未来を指す、「己が一切である。努力がすべてである。やれば出来る。」倫理法人会の創始者丸山敏雄先生の言葉を応用し、「運命はみずから招く」と運命を好転する秘訣を理事長は語りました。それは「明朗、大我と繋がる」です。

最後に理事長が純情と明朗な心の四つの特徴と効用を語られ、とても印象深いでした。
① 物事を正しく捉えられる。
② 生きる力が湧き上がる。
③ その明るさが引き寄せる力を持つ。
④ 自分を超えた大きな力が働く。

往復バス7時間をかかった帯広での講演会、とても有意義でした。
2013-06-20