陶氏診療院

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北海道中国会賛助会員から僧侶
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四年前、札幌在住の日本の若い女性K.M.さんが第53回中国人殉難者慰霊祭、北海道中国会賛助会員として、留学生と中国人会員と一緒に、参加しました。その後、彼女が札幌を離れて、北海道中国会も離れました。

8月18日、私宛に一通の手紙がありました。懐かしいなあと思って、手紙を読みました。なんと、彼女は現在熊本県で「僧侶」になりました。「毎月、中国人・南北朝鮮人殉難者の慰霊のための祈禱に勤める、勤めている」と伝えました。

《現在修行中の身ではあります。しかし「想像を絶する苦しみの中で亡くなられた中国人・南北朝鮮人殉難者の慰霊のための祈禱に勤めたい」という想いは真実であり、神様は私達僧侶らの願いを聴き、殉難した霊に光を照らしてくださると信じている。》と書いていました。

さらに《そして今後も毎月、成仏・慰霊のための祈祷を続けて参ります。なぜなら第53回慰霊祭・交流会で日本人代表が行ったように「罪は先代の日本人が作ったもので、今の私たち日本人に罪はない」とは、私は思わないからです。》

最後に、私について、《現在もコロナ渦にありますが、私は陶先生を心配しておりません。なぜならいつも人に尽くしておられる先生を神さまが守らないはずがないからです。》と書いていました。

若い日本の女性の一人として、歴史観、行動力、優し心に感銘して、手紙を皆さんに紹介しました。北海道中国会の役割は中日友好です。このような出来事も、まさに最高の一コマになり、これからも中日友好に尽力し続けて、北海道中国会の運営委員長として、お世話役を楽しみにさせてください。
2022-08-19