札幌在住80代ご夫婦患者さんの話です。自衛隊に勤めていたお父さんは、一人息子を防衛大学へ勧め、自分より上の地位の自衛官に育ってもらいたかったです。看護婦のお母さんは、息子の好きなことをさせて、子供時に、音楽に触れさせ、息子の音楽の天分を引き出しました。音楽の恩師、何人かと出会い、大学は音楽の専攻の武蔵野音楽大学へ行きました。

一人息子が、音楽だけで一生を過ごすことが心配で、息子の大学への仕送りもしたくないほどになりました。お母さんは病院の夜勤など増やして、息子の応援をしました。息子もピアノとコンピューターを合致して、今のネットを生かして、独自の癒し音楽で成功し、ネットでも音楽の世界でも、人気になり、一人孫も音楽の方向に順調に進んでいました。

息子の成功に、86歳のお父さんは、つい最近初めて奥さんの前に、子育てのことで「お前は正しかった。」と認めてくれました。褒めてくれた奥さんも、嬉しいと同時に、お父さんの支えのお陰でしたと返事をしました。やっと子育ての考えを、80代になった時に、夫婦の共通点に到達しました。

子育ての夫婦の意見の違い、どの家庭にも存在します。最後まで結果を見ないと、誰が正しいかは、言えないでしょう。しかし、子供の好きな事、やりたいことを応援するほう、私はそっちを支持します。

これから、80代老夫婦は息子、孫の活躍の場を楽しみに見るのは、生活の希望であり、陶氏診療院で健康を支え、その楽しい生活をより楽しくすることが、こちらとしても、やる気が出ました。健康幸せ家族を応援します。