陶氏診療院

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きもの展
カテゴリー 日本
小林豊子きもの学院北海道本部、北海道創学50周年記念きもの展に招待され、息子と見に行きました。

日本時代衣装の復元に尽力して、これまで北海道では約30体の時代衣装が復元されました。等身大時代風俗人形に着装され姿が、歴史と文化を実感させられました。

さらに、日本のきもの「匠の心と技」に、人間国宝までの作品を展示され、初めて、着物の様々な伝統と技術を手で触れました。天然本藍染、中国の青染と違い、日本独特の発酵技術で、生地の強度を増し、色も長持ち、日本の象徴する色「藍」が美しく輝きました。または、中国の蘇繍から、今はベトナムの王朝刺繍、中国の唐服と刺繍から、日本のきものへ、上手く移り変わり、日本の伝統に定着しました。

きものの生地と言ったら、西陣織が浮かびました。西陣織と言われるようになったのは、室町時代の応仁の乱が終わった後に、西軍の本陣(西陣)が構えていた付近に戦禍を逃れて離れていた職人達が再度集まり、織物業を再開したのが由来です。名前から、歴史が残り、着物文化の歴史も表しました。特許も持つダイヤモンド箔は光を照らすと、生地に虹のような光が輝いていました。

着物の訪問着・留袖・振袖・小紋・・・初めて息子と様々な着物と出会い、その美しさに感心しました。息子は働いてから、好きな着物を着てみたいと言いました。昔の身分を象徴する着物、いまでも影響しているでしょう。
2021-07-12