陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
東京五輪“ボイコット”は誰?
カテゴリー 日本
ボイコット(boycott):1 組織的、集団的にある商品を買わずに、取引を拒絶すること。不買同盟。2 団結して特定の人を排斥したり、会合や運動などに参加しないこと。(デジタル大辞泉)

「8日、東京など4都県の競技会場を無観客とすることになった。」そのニュースを見て、東京五輪の強硬開催の姿をどう見るでしょう。

「オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、均衡のとれた全人のなかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である。オリンピズムが求めるのは、文化や教育とスポーツを一体にし、努力のうちに見出されるよろこび、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。」

「オリンピック・ムーブメントの活動は、結び合う5つの輪に象徴されるとおり普遍且つ恒久であり、五大陸にまたがるものである。その頂点に立つのが世界中の競技者を一堂にあつめて開催される偉大なスポーツの祭典、オリンピック競技大会である。」(オリンピック憲章より)

無観客、選手団のみの競技大会、東京五輪の意味がどこまで通じる、必要性すら問われます。新型コロナウイルス流行の間最中、世界のトップ選手が東京で集まる、感染リスクを高まることで、五輪開催の未来に対して、オリンピック憲章に対して、五輪精神にプラスになるのは疑問です。

東京五輪“ボイコット”は、(参加しない)観客?政府?組織委員会?ねじった現象はどこでも、いつでもあり、子供を教育する先生たちは、困りました。
2021-07-10