陶氏診療院

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身体の意味と鍛える順番
カテゴリー 中国医学
身体障碍の対象は:1) 視覚障害、2) 聴覚障害・平衡機能障害、3) 音声・言語障害(咀嚼障害を含む)、4)肢体不自由、5)心臓・腎臓・呼吸器・膀胱・大腸・小腸・免疫等の内部障害の5種類に大別されています。個々の身体の意味が、身と体を両方に含めて、どっちが身の範囲、どっちが体の範囲が西洋医学の先生も分からないでしょう。

漢字の身体は身(胴・躯)と体(體・肢体)の本来の意味はそれぞれ区別があり、人間の構造を表現しています。身と体の意味が間違って理解したら、身体の鍛える順番や内容も間違うでしょう。健身と健体の内容も違うです。最後に命の行方も誤る可能性も出てくるでしょう。

もう一回説明すると、身は胴体、躯幹、主体、本(ほん・もと)で、五体:頭や四肢(手足)以外の部分で、生命に重要な五臓六腑、魂が入っている部分で、人類として、最も健康や長寿のために鍛えるべき場所です。中国の気功、太極拳、座禅、站桩などの鍛える方法があります。

体は肢体、四肢(手足)、分枝、末です。身を支える、備える、守る存在です。現代競技スポーツもその限界を記録する運動で、体を鍛える方法とそのレベルの争い遊びです。体のみ鍛えることは、必ず身にいいとは言えない、むしろやりすぎることで、身に逆影響、悪影響をもたらすことはしばしばあります。

中国医学では、健康と長寿のため、身を鍛えることを重視して、体が動くことも、身を鍛えるに繋がるためです。単純で体(四肢)を鍛えることはないです。そのため、一般論の運動もお勧めしないです。身体の本来に意味を変わると、これから鍛える内容や順番も把握できるでしょう。

そのため、沢山国民を危険に遭わせて、これ以上新型コロナウイルス感染と死亡者を増やす東京五輪も延期ややめるべきではないでしょうか。
2021-06-06