陶氏診療院

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日本舞踊蘭翔の会札幌公演
カテゴリー 日本
2013年10月20日、札幌ニトリ文化ホールで、日本舞踊蘭翔の会札幌公演を観賞しました。

藤間蘭翔さんは、診療院のお客さんで、稽古の修行のし過ぎで、アキレス腱をいためました。診療後無事稽古が出来、今年の夏、ソウル国際舞踊コンクールの民族舞踊部門に出場し、韓国・中国・インドなど多くの出場者の中、見事に二位に輝く成績を挙げました。今回お祝いの気持ちで、公演を鑑賞しました。

平安時代の舞台セットで、正式の日本舞踊を観賞するのは初めてでした。背景大道具の気迫、藤間蘭翔さんの衣装の輝きに、心を打たれ、日本文化の一つとして、興味が湧いてきました。

第一の演目「藤娘」は、日本舞踊の演目として、あまりに有名な一曲です。その衣装の美しさ・藤でいっぱいになった舞台装置の華やかさは、大きな憧れとなっております。 2つ目の演目の「忍夜恋曲者」(しのびよるこいはくせもの)は、通称「将門」(まさかど)といいます。「藤娘」と「将門」の舞踊の間に、長唄連中による長唄「二人椀久」(ににんわんきゅう)が特別演奏されます。 この特別演奏は、とても楽しみです。長唄4名、三味線4名、そして、お囃子が7名の合計15名で、東京でもなかなか見れない大舞台となり、観賞が出来て、とても良かったです。

札幌では殆ど鑑賞する機会が無い強烈なインパクトの日本舞踊、特に本格的な古典の歌舞伎舞踊「将門」、実に素晴らしいもので感銘を受けました。藤間蘭翔さんのこれからの更なるご活躍を期待します。ありがとうございました。
2013-10-24