陶氏診療院

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起立性調節障害
カテゴリー 日本
12月20日日曜日、午前8時30分〜20時30分、第9回世界マグロプロジェクトZoomミーティングに中の一部に参加しました。ゲストは素晴らしい方ばかりで、とても充実な一日になりました。とても関心するのは13時からの講演者:16歳のブロガー、講演家、佐藤結子*さま(hilo)、「起立性調節障害、不登校、HSC***の私が体験した学生生活~私が元気になった理由~」、分かりやすい講演、16歳と思わないほど、立派な講演家、でした。HSCはひといちばい敏感な子と言われる神経系の気質で、病気ではありませんという話は初めて聞きました。病気ではないから、病院で治療するでもないです。

HSCは「Highly Sensitive Child」の頭文字。些細なことにでも刺激を受け、敏感で感受性が強く、繊細さを持った「人一倍敏感な子」と言います。学校生徒中では二割から三割ほどいます。正しく理解しないと、精神科医に通い、薬を使うと、なかなか良くならないことが多いです。

佐藤講師は、自らの経験を用いて、お母さんの支えがあり、良好な家庭環境で、HSCにより、学校へ行けない不登校から、自然療法を通い、乗り越え、今の通信制高校生になりました。同じ苦しみになっている生徒を救うため、お母さんと二人三脚で、明日を目指して、資格を取る為の180万円募集クラウドファンディングを立ち上げ、現在は23%を達成しました。講演を聞いて、感動して、私も一口で応援を入れました。

*佐藤結子:15歳で起立性調節障害を発症。不登校を経験。 中学校在学中に起立性調節障害やHSCへの理解を深めてもらうためのブログを開始。全日制高校へ進学するが、ひといちばい敏感な気質により自分の環境にあった通信制高校へ転学。アクセスバーズファシリテーターの方からアクセスバーズの資格取得。HSP/HSC才能発掘プロデューサー、国家資格キャリアコンサルタントの皆川公美子氏主宰のHSP未来ラボで学びHSP/HSCメッセンジャーの資格取得。(https://firststep.en-jine.com/projects/hscより)

**HSPの医師が作成した「HSCの10の特徴」①刺激に対して敏感;②刺激を受けやすく、疲れやすい;③慎重に行動する;④共感する能力が高い;⑤人との境界線が薄いことが多い;⑥鋭い感性や深みのある考えを持つ;⑦内面の世界に意識が向いていて、豊かなイマジネーションを持つ;⑧人との深いつながりや主体的に生きることを好む;⑨自己肯定感が育ちにくい;⑩自分の気質に合わないことに対して、ストレス反応が表れやすい(精神科医が挙げる「HSCの10の特徴」とは?より)
2020-12-22