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エネルギー代謝・脂肪の燃焼仕組みを理解しましょう
カテゴリー 講演会
陶氏診療院毎週の予防医学勉強会、10月27日、株式会社玄米酵素の岡本講師を迎え、「3SHIN健康法」を講話しました。

「3SHIN健康法」とは、食事に加え「正しい心の持ち方」、「適度な運動」を取り入れ、トータル的に生活を見直し、本来のダイエットの意味である健康的な身体作りをするためのものです。

講話の中、エネルギー代謝・脂肪の代謝について、とても分かりやすい説明がありましたので紹介します。

エネルギー代謝は細胞の中のミトコンドリアで、エネルギー(ATP)を作っています。エネルギー代謝を上げることは、ATPの原料を摂取して、ミトコンドリアの数を増やすのがポイントです。その考えは石油ストーブの熱を作る仕組みで例えていました。

エネルギー(ATP)の原料はブドウ糖など(灯油)、ミトコンドリア(石油ストーブ)とプロティン(芯)を経過して、B1.B2.B3.B6.B12(マッチ)で点火し、原料のブドウ糖などを燃え作った熱のような物はエネルギー(ATP)です。そのエネルギー代謝が生命を維持しております。エネルギー代謝時出た排気ガスは活性酸素で、活性酸素を消すことが、健康と長生きに結び付きます。

伝統的な日本の食事の中心だった玄米と大豆を食べると、ATPの原料:糖質(米・いも・麦など)、リン酸(穀物や種実類)、ビタミンB群(玄米などの未精白穀物、豆類など)、たんぱく質(豆類、大豆加工品など)が十分取れます。後は活性酸素を消す力強い、抗酸化力高い食材リンゴ酸(果実特にリンゴや梅干)を摂取し、理想なエネルギー代謝を実現できます。

抗酸化力高いといわれると、リン酸化合物の一つ「IP6(フィチン酸)」が玄米など、芽が出る物を食べると、IP6が摂取できます。中国医学でも、2000年前から、最高の食事は種と言いました。その食事指導が、今の科学的に証明されることが、祖先食材の選び方の凄さに感心します。
2013-10-30