陶氏診療院

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「No.1のNo.2を目指して!」
カテゴリー 日本
10月31日、札幌市倫理法人会第1403回経営者モーニングセミナーは、講師に北海道普及拡大副委員長、(株)丸ウ黒田商店代表取締役黒田芳朗氏をお迎えして、テーマ「No.1のNo.2を目指して!」にてご講話いただきました。

札幌出身の黒田社長は、札幌経理専門学校卒業後、5年のサラリーマン社会人生活を経て、家業の(株)丸ウ黒田商店入社、のち社長になりました。平成9年(有)ロッキーシステムズ設立、店舗名「ロッキー」酒屋のチェン店を展開し、最大5店舗、一日800万円、年商一億円超える経営をしました。急に30倍の規模に拡大し、心からの慢心、驕り、傲慢、見栄などの弱みが出て、普段集金親父の形で、社員との距離も離れ、心の隙ができました。周囲関係ない同じ「ロッキー」と言う酒屋さんができ、会社の売り上げが一日40万円に落ち、49歳まで数億借金になりました。今でも払い続けています。

経営不振の理由が全部他人のせいにし、その結果、会社の経営も良くないし、家庭不和にもなりました。何回も奥さんから離婚の申し出がありました。その時、「職場の教養」を見て、札幌中央倫理法人会に入会し、高橋秀一社長と出会い、高橋社長の2000万円借金からの「V」字型経営回復の講話を聴き、活力朝礼を導入に薦められました。しかし、社員の反応は活力朝礼をするなら、会社を辞めるなどの苦難に直面、2年3ヶ月年月をかけて、やっと活力朝礼が出来るようになりました。

黒田社長の大きな変化は倫理研究所の富士研で二泊三日の研修から始まりました。不良でいる自分の外見から、形を変え、トイレ掃除、廊下掃除、倫理の勉強、特におはよう家庭倫理の会、毎朝5時連続100日皆勤を実践し、朝起きの習慣を作りました。「黒田」から「灰色」、「白田」になるほど、周りからの呼び名が変わりました。その後、倫理法人会の幹事を受け、副会長、専任幹事、会長などの役を受け、組織の運営の仕方を勉強しました。まずリーダーの方向性を持ち、次はぶれない行動、最後はNo.1のNo.2を作ります。

他人を変えるより、まず自分が変わることを倫理の勉強で学び、今は高級車をやめ、タバコ(以前毎日五箱)をやめ、プライベートのすすきの通いをやめ、ヒゲも剃り、わがままを治しました。朝から、体温を測り、体重を測定、家族や社員まで感謝の祈りをして、ふとんを上げます。奥さんに挨拶と「今日もよろしくお願いします」と言って、素晴らしい朝起きの習慣を作りました。今は親との関係を修復する最中で、良い報告を期待します。
2013-11-01