陶氏診療院

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日本ホテルの中国語翻訳について
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7月、神戸ポートピアホテルで泊まり、ホテル客室リラクゼーションご優待券を見て、その優待券コース内容の翻訳に驚きました。英訳には問題がないけど、中国語の翻訳は、意味不明で笑います。きっとパソコンの翻訳サイトを利用して、中国語の分かる人のチェックはしていないでしょう。せっかく中国語を入れたけど、おもてなしの心を最後までしないと、日本人らしくないですね。

まずは「リラクゼーションご優待券」が「緩和優待券」が可笑しいです。リラクゼーションは和製英語で、休養、娯楽、 弛緩などを意味します。直接通訳してもいいけど、中国ホテルの用語を考えると、マッサージ(按摩)と訳したら、分かりやすいです。しかし、「緩和」という言葉は、中国語の中で、雰囲気を緩和とよく使い、ストレスを緩和と言うなら、ストレス軽減の直訳した方が分かりやすいです。

もっとひどい通訳もあります。「ボディケア」は「車身関懐」になり、意味不明でした。確かに、車の体は「ボディ」とも言います。しかし、人へのサービスは、車の漢字を使うと、「洗車」などのサービスと連想され、まったく通じないでしょう。「ケア」はいろいろな言葉とつながり、いろいろな意味もあります。世話・保護・介護・看護、医療的・ 心理的援助を含むサービス、または、 心づかい、配慮、さらに注意、手入れ、管理などの意味があり、ここも身体のマッサージの意味で、全身按摩と言えば、中国のお客さんが分かります。

最後の「足裏健康法」は「足部健康法」と訳したから、まあまあ通じます。正確でいうと、「脚底健康法」・「脚底按摩」は完璧でしょう。

せっかく翻訳をしたけど、チェックは入れてほしいです。
2020-09-11