陶氏診療院

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日本標準時子午線(J.S.T.M)
カテゴリー 日本
古代、方位や時刻を12支で表し、真北を「子(ね)」、真南を「午(うま)」と呼びます。子午(しご)線とは真北と真南を結ぶ線のことで、いわゆる経線のことです。兵庫県明石市は「子午線のまち」と言いますが、「これは「日本標準時の基準となる統計35度子午線上のまち」という意味です。

太陽が真南に来た時を正午とすると、日本各地の時刻(地方時)は経度によって異なります。交通や通信が発達してくると、地方時を使っていては大変不便なことから、明治21年(1888年132年前)1月1日から東経135度子午線上の地方時を、日本全国で使うことになりました。

明石市立天文科学館は、東経135度の子午線の真上に昭和35年(1960年60年前)に建てられた「時と宇宙の博物館」です。高さ54mの高塔は、そのまま日本標準時子午線の標識でもあります。搭頂には直径6.2mの大時計があり、いつも正確な時刻を知らせています。(国指定登録有形文化財明石市立天文科学館案内により)

医療法人リオナ倉橋理事長の倉橋歯科医院は、明石市立天文科学館の向い、毎回来た時に、一度は参観したいと思っていました。その願いは新型コロナウイルスのことで実現できました。予約した水曜日朝の飛行機は運休になり、前日の飛行機に変更したら、午前中の時間があきました。倉橋理事長夫婦の付き添いで、解説を聞きながら、時の記念日100周年、「時」展覧会2020in明石市を観覧しました。日本の「時」展覧会は100年ぶりでした。

倉橋理事長は数回科学館で講演をしました。現在の館長とも親しく、プラネタリウムの解説者は館長でした。とても楽しい館長の解説を聞き、七夕の節句終わったばかりに、旬の話題、「天の川と伝説」を勉強しました。
2020-07-13