陶氏診療院

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平和ボケと医療ボケ
カテゴリー 講演会
日本は戦後70年過ぎても、ほとんど戦争に巻き込まれていないから、二代から三代を過ごしました。戦争と言う概念、だんだん薄れて、分からなくなりました。ニュースや映画、漫画やゲームなどから、戦争の場面を見て、戦争は仮想空間のように、現実ではないことになり、ほとんど若者は、戦争ボケになりました。日本の自衛隊員の募集は大変、防衛大学は新入生開校前、数百人辞退することは、新聞にもならないほど、常態化になりました。地震や災難時に、自衛隊出動して、その後の心理疾病多発することも、平和ボケの一面になるでしょう。

平和ボケと同じに、日本の医療技術の発展、医療普及の拡大、医療保険のカバー、医療水準も世界トップになり、人々は医療ボケにもなります。ちなみに、病気になっても、日本の医療は助かれるでしょう。もし、日本の医療も助けれなかったら、それはどこでも助けれないのに、運命として、今の日本医療を信じ込んで、安心しました。日本人の医療ボケは、私から見ると、かなり「無謀」に近いです。なぜなら、日本の医療は西洋医学を中心内容で、現代西洋医学の技術は優れた部分は救急医療と移植手術です、しかし、人々の生活質に一番関わるのは、予防や生活習慣病の治療には、西洋医学は壁にぶつかり、あまりいい成績が出ていないです。西洋医学以外の治療法は知らないほど、無知の世界です。昔の感染症に優勢な抗生物質も、耐性問題により、優勢もなくなり、今回の新型コロナウイルス肺炎の治療も、特効薬がないほど、悲しいです。

平和ボケと医療ボケの共通点は、危機感が足りないです。普通の人でも、専門家(自衛隊員、医療従事者)でも危機感が足りないです。

医療の世界を見ると、今回の感染症流行を対応する感染症の専門家が足りないです。感染症以外の医療従事者も、感染症の基本、隔離と感染予防には、意識も薄くて、大量院内感染、施設クラスター発生も、その問題を丸裸のように出しました。天気が熱くなるに連れ、新型コロナウイルス肺炎の流行は落ち着きます。医療従事者の感染症対策をもう一度反省しないと、冬に入ると、またパニックになると思います。

今のことろは、日本に医療業界は、反省の気がないように、国民一人一人自ら、勉強と危機意識を高まり、予防と準備をした方が一人外国の感染症専門医からのお勧めです。
2020-05-12