陶氏診療院

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すかし橋(縁結び橋)
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宮城県宮城郡松島町の景勝地松島五大堂へのすかし橋、独特なつくりで印象に残りました。

株式会社赤塚会社の特別セミナー参加の隙、日本三景の一つ景勝地・松島へ観光に行きました。

五大堂、本尊の木造五大明王像は33年に1回開扉する秘仏です。五大明王:中央大聖不動明王;東方降三世明王;西方大威徳明王;南方軍荼利明王;北方金剛夜叉明王です。平安時代の807年、坂上田村麻呂が毘沙門堂として建てた始まり、後に慈覚大師が五大明王を安置し五大堂と呼ばれるようになり、現在の建物は1604年、伊達政宗公が建立したもので、東北地方最古の桃山建築と言われています。現在、国の重要文化財に指定されています。

五大堂への「すかし橋」、江戸時代中期の頃からすかし構造になっていたと云われ、五大堂の参詣のさいには身も心も乱れの無いように脚下をよく照顧して気を引き締めさせる配慮とされています。橋を渡すと、五大堂にある島全体の聖域感が増しました。今回の3・11津波が来ても、松島の沢山の島々のおかけで、津波の破壊力を緩和して、風呂場の水が人はいると水面がゆっくり上昇しているように、周りの建築に被害が無かったです。島の高さで、五大堂も無事でした。大きな地震の揺れでも、一枚瓦でも落ちなかったです。奇跡か先人先見の凄さか、感動しました。

何でも形から始まりのはいいと言われ、すかし橋見事は設計に、心に残りました。
2013-11-24