陶氏診療院

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第71回さっぽろ雪まつり
カテゴリー 日本
年々の雪まつり、札幌の知名度と雪の美しさも広がり、中国でも有名になりました。今年は残念ながら、中国の団体客が新型コロナウイルス肺炎の理由で、これなくなり、中国の観客は少なくなりました。

10日日曜日見に行ったところ、日本国内のお客は多くて、賑やかでした。ライトのカラー色と投影の変化で、真っ白な雪に色が付き、以前からの真っ白一色の雪まつりは、カラフルで、もっと美しくなりました。

今年の目玉は4月24日北海道白老町にオープンする国立アイヌ民族博物館と国立民族共生公園です。大雪像もウポポイも目立っていました。帰る時、地下歩行空間で、アイヌステージで、アイヌの音楽と踊りを鑑賞し、アイヌ衣装の記念写真まで撮りました。北海道とアイヌの一体感を感じました。

*ウポポイ(民族共生象徴空間)2020.4.24OPEN2020年4月24日、北海道白老町ポロト湖畔にウポポイ(民族共生象徴空間)が誕生します。「ウポポイ」とはアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味しているそうです。先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした日本初・日本最北の国立博物館として国立アイヌ民族博物館(雪像右手)、先住民族アイヌの文化を五感で感じるフィールドミュージアム、国立民族共生公園の他、慰霊施設が整備されます。アイヌ民族の信仰では、この世のあらゆるものに〈魂〉が宿っていると考えられました。なかでも、動物や植物など人間に自然の恵みを与えてくれるもの、火や水、生活用具など暮らしに欠かせないもの、天候など人間の力が及ばないものを「カムイ」(神)として敬いました。
雪像中央には村を守る神「コタンコロカムイ」(シマフクロウ)が右手にある国立アイヌ民族博物館を見守っています。アイヌ民族は海を渡る交易の民でもあり、漁や交通、運搬の手段として舟を使ってきた歴史があります。海で使用していた舟は「イタオマチプ」と呼ばれ、海はもちろん大きな河川でも、上流まで遡ることのできる、海と河川両用の舟でした。明治以前のアイヌ民族は「イタオマチプ」で海に乗り出し、漁労、交易のくらしをしていました。雪像後方、2つの「イクパスイ」は、人の祈りを「カムイ」(神)に伝える、祈りの際に欠かせない道具です。「イクパスイ」は「カムイ」に「トノト」(神酒)を捧げる時に使われ、その多くには美しい文様が彫られています。ウポポイ(民族共生象徴空間)誕生とともに、共生社会の新たなる船出をイメージして制作しました。雪像制作/陸上自衛隊第18普通科連隊 雪まつりホームページより
2020-02-11