陶氏診療院

アクセスカウンター


▼その他バックナンバー
過去ブログはこちらから
盛夏の秋色
カテゴリー その他
8月11日日曜日、札幌の記録的な真夏が過ぎ、朝は20度切る程、涼しくなりました。母と北海道大学を散歩し、母は青いもみじの中、赤い色に染めた紅葉を見つけ、北海道の秋が見えて来ました。

今年の盛夏の御かげで、蓮の池は、ピンクと白の蓮実花で満開でした。盛夏水辺の散策、池中心の噴水を眺めながら、気分最高でした。

診療院から北海道大学までは、歩ける距離です。北大のキャンパスは今の天気の中、散歩するには最高の場所でしょう。毎年、母と一緒に北海道大学総合博物館を見学し、今年は夏季企画展示「K39:考古学からみた北大キャンパスの5,000年」*を見に行きました。こんな近いところに5000年前からの人類の生活跡があるなんて、不思議な感じがしました。発掘調査時に確認された地層の剥ぎ取り作業と年代鑑定するビデオを見て、専門家の素晴らしい仕事に感心しました。

*北大札幌キャンパスは、そのすべてが埋蔵文化財包蔵地、つまり遺跡に登録されています。そのため、新たに建物や道路を建築・敷設する際には、事前に埋蔵文化財に関する検討・調査が求められます。これまでの発掘調査で、北大札幌キャンパスの足元には、縄文時代中期(約5,000年前)以降の遺跡が眠っており、人々に利用されてきたことが明らかになってきました。1906年に札幌農学校が当地に移転して以来、キャンパスは教育研究の場となっています。しかし、かつては漁労の場やキャンプサイト、集落、そして墓地でもあったことが分かってきています。本企画展では、北大キャンパスの遺跡から出土した土器や石器などの遺物、そして発掘調査時に確認された地層の剥ぎ取りや、炉や住居の煙道の復元モデルを展示して、私たちの足元の世界で営まれた人々の生活の歴史について紹介します。(HPより)
2019-08-12