陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
「加齢で減る酵素注射マウス若返り成功」
カテゴリー 日本
6月14日、朝日新聞のニュースで「加齢で減る酵素注射→若返り マウス成功、ヒトにも期待」あり、「加齢で減少する血液中のたんぱく質の一種(酵素)を若いマウスからとり、老化したマウスに注射すると、身体活動が活発になり、寿命を延ばすことを日米研究チームが突き止めた。ヒトでも、加齢でこの酵素が減ることを確認しており、健康寿命を延ばす抗老化法の開発につながる可能性があるという。」

西洋医学の研究は、生命にかかわる物質が分かると、人工的に入れることで、生命に影響することを考え、健康産業の一環として、進みました。

しかし、西洋医学が研究する前、人類は自然界の現象と経験から、加齢によって減る食事中の酵素を摂取することや、身体の加齢行為を減る事や、健康寿命を延ばすことを考えます。

その違いは以前のNHKの番組で紹介した体操と太極拳の違いでも分かる事です。同じ空間の中、体操の先生と太極拳教える先生二人で、似たような動作で、身体の影響を調べました。普通の体操すると、交感神経を優位して、心拍数が増え、血圧が上昇、呼吸も増えました。生命の加速のように、加齢を促進していました。

一方、太極拳先生の動作後、副交感神経が優位して、心拍数が減り、血圧が下がり、呼吸も減りました。生命の加速を抑えて、修復の方向に転換します。

世の中の様々な運動指導があります。健康産業として、社会の経済発展にも貢献あります。しかし、生命の観点から見ると、普通の運動指導より、中国の住民のような、朝から公園で太極拳をすれば、健康になります。ただ、社会の経済発展には貢献はあまりなさそうです。

経済と健康、微妙な関係でした。
2019-06-15