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ノーベル医学生理学賞と医学の方向性
カテゴリー 日本
毎日新聞2018年10月1日 18時34分「スウェーデンのカロリンスカ研究所は1日、2018年のノーベル医学生理学賞を京都大高等研究院の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(76)と米テキサス大のジェームズ・アリソン教授の2氏に授与すると発表した。本庶氏は免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD−1」を発見し、このブレーキを取り除くことでがん細胞を攻撃する新しいタイプの「がん免疫療法」の開発に結びつけた功績が評価された。」と報道されました。

日本人のノーベル医学生理学賞受賞、おめでとうございます。他の医学賞をいつも一緒に受賞した、同じ「PD−1」を発見し中国人の免疫学者陳列平が今回は名前がなかったことは少し残念でした。

今回の受賞は2016年大隅先生のオートファジー機能の発見、2017年アメリカ三名の先生の体内時計の証明より、レベルが下がりました。

西洋医学は治療医学として、今回の受賞は喜んでいます。しかし、2016年と2017年の受賞は予防医学として、大いな貢献があり、西洋医学の治療学より、予防医学のハイレベルに上がり、個人的にもっと凄いと思います。

癌治療研究の最終目的は、癌の発生を抑制(予防)して、癌なしの人生を支えることでしょう。阿部首相の国作り目標は2020年予防医学を入れていました。少し遅いけど、予防医学を国の医療の中心にしてほしいです。
2018-10-04