陶氏診療院

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「自分自身を高めよう!日頃、がんばっておられる皆さまに届けたい【童話メンタルセラピー】」
カテゴリー 日本
12月28日札幌市倫理法人会第1605回経営者モーニングセミナーは、講師に鳥取市倫理法人会副会長、公立鳥取環境大学教授山西敏博氏をお迎えして、テーマ「自分自身を高めよう!日頃、がんばっておられる皆さまに届けたい【童話メンタルセラピー】」にてご講話いただきました。

1964年北海道生まれの講師は、北海道大学札幌分校教育学部卒業後、10年間で延べ210校+数百社から就職に際して1次の書類選考で断られた経験をしました。また、中学生時代に同級生から受けた執拗な嫌がらせで、円形脱毛症になり、急性胃炎にもなりました。様々な人間関係にさいなまれて、一時は自らの命に終わりを告げる所まで思い詰めながら、諦めることなく果敢に挑戦し、今の職にまでたどり着きました。「人は童心に返ることができる」と考え、「童謡で癒しを、元気を!」を合言葉に、「童謡+認知心理療法」をで、震災支援、認知症の方に効果が出て、全国へ講演に回りました。「童謡+認知心理療法」を複合させた【童謡メンタルセラピー】を設立し、震災支援や認知症の方への支援を行いました。その成果はニュース番組で報道されるまでになりました。

今回の講話では2人一組になり、童謡を2曲聴きました。1曲めの童謡を聴いた後、お互いに今までの大変だった話をしました。2曲目を聴いた後では、お互いに楽しい話をしました。そして最後に童謡「ふるさと」を、全員で起立して合唱しました。その際、山西講師は「皆さまお一人お一人の『ふるさと』を想い出しながら歌いましょう。」と、声をかけられました。年末最後のモーニングセミナーであり、これから地元に帰る人や帰られない人もいて、「故郷にはいつ帰ろうかなあ」と想いながら歌うと、涙が出るほど共感しました。

童謡を聴くことで、こんなに簡単に人の心を開くことができ、そして曲に共感できるのかと、大変驚きました。山西講師は、延べ210回もの学会・研究会発表(海外での発表6回)を行っており、35ヵ国・地域の訪問や、国内は「日本徒歩縦断」を含めて、全47都道府県を訪問した経験がある方です。

【童話メンタルセラピー】は、これからの人たちの心に必要なセラピーとして、必ずや広がっていくことでしょう。

今日の参加者は39社39名、うち女性は7名でした。
2017-12-29