陶氏診療院

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中国医学と科学
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日本に古代中国医学が伝えてきて、現在まで漢方医学まで発展に来ました。しかし明治維新から、西洋医学の影響で、中国医学の科学性が問われて、なかなか答えが出ない泥沼になりました。

時間軸で見ると、中国医学の歴史は4000年以上があり、科学の歴史は200年未満です。そのため、科学で中国医学を判断するのは無理があります。

中身を見ると、中国医学では哲学的な世界で、身体のことが物質と物質以外の物(精神)と環境(宇宙)を繋いで、トータル物の考え方で、過去、現在、未来の時間軸まで取り入れた素晴らしい学問です。科学では分科の学問として、100年前は哲学学問下の科目として、大学で教えられていました。科学は物質の世界の中で、条件付きの研究学問です。規模や深さが限られて、特に時間軸のことを取り入れずらいから、過去の物の説明に向いているけど、未来にはなかなか語らないです。

そのような現状で、最近の科学は一部分の中国医学の説明ができたけど、まだまだ解明していない部分が多いから、科学の基準で中国医学を語るのはまたできないでしょう。むしろ科学で中国医学を評価するなら、危険とも言えるでしょう。

中国医学の真髄は陰陽五行の世界で、物質と精神の統一であり、それだけでも、現代科学では困らせます。きっと科学の成長と共に、少しずつ中国医学の理解ができる時代が来るかもしれないです。

中国医学の素晴らしさを理解出来たら、科学の評価は中国医学対して、理解できるところを利用して、理解出来ないところはほっとくしかないでしょう。ツボや経絡があるかどうかの問題よりは、それが世界文化遺産認めたような方法で、まず実用な部分を認め且つ応用しましょう。
2017-06-15