陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
「経営の勘どころ」
カテゴリー 日本
11月25日、北海道中小企業家同友会全道経営・厚生労働委員会が開催して、全道から10名の委員長や副委員長が参加しました。各支部の活動状況の報告をいただき、同友会の良さも感じました。

その後、札幌支部の経営・厚生労働委員会も開催され、13名の札幌各地区の委員が参加して、「学習会」も行いました。

学習会の講師は(株)FPプロジェクトワン代表取締役川合雅之氏、講演テーマは「良い会社にするためには」です。川合講師は良い会社にするためには「経営の勘どころ」が大事です。経営改善計画と事業継承対策の重要性を「人・物・金」の三要素から、それぞれの経営関わる関係を説明しました。

古典から学ぶ、管子の名言により、経営のヒントが語りました。

「一年之計。莫如樹穀。十年之計。莫如樹木。終身之計。莫如樹人。一樹一穫者穀也。一樹十穫者木也。一樹百穫者人也。我苟種之。如神用之。舉事如神。唯王之門。」(一年の計は穀を樹ううるに如しくは莫く、十年の計は木を樹うるに如くは莫く、終身の計は人を樹うるに如くは莫し。一樹一穫なる者は穀なり、一樹十穫なる者は木なり、一樹百穫なる者は人なり。我れ苟いやしくも之れを種うう、神の之れを用ふるが如し。事を挙ぐること神の如き、唯これ王の門。)目的意識で目の前することも分るでしょう。

管子の名言から、自分の高校受験の作文のテーマを思い出しました。「十年種樹・百年育人」(十年を樹を育ち、百年を人を育ち)。自分はその時の作文は高い点数を取って、理想な大学へ進学しました。その話が、同友会之勉強会から出たのはびっくりして、会社経営にも応用できることはとても嬉しいです。
2016-11-26