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シニアの「自立」と脳活術~超高齢社会、シニアとともに元気な会社づくり~
カテゴリー 日本
8月25日、同友会札幌支部経営・厚生労働セミナー「シニアの「自立」と脳活術」がありました。知らない老後の世界の話ばかりで、新鮮感と自分ができないところに驚きました。

超高齢社会において、高齢者(シニア世代)の自立は社会の共通課題です。仕事人間が会社をやめた後で突然、認知機能が低下したり、元気を失う人も少なくありません。
・先代の社長は今までどおり元気に活躍していますか?
・親世代は介護も不要で元気に暮らしていますか?
・会社をやめた後、自分はどう生きていこうか悩んでいませんか?
・退職後をどう過ごすか不安を抱えているシニア従業員はいませんか?
今までどおり、その人らしく自立して過ごすことは、誰しもの願いです。会社経営にとっても、シニア世代の自立にどう取り組むかは大変重要です。

以上の問題を抱えながら、今回はシニア世代の自立に着目し、認知機能低下予防や介護予防について学びました。

講師NPO法人シーズネット理事長、奥田龍人氏の「豊かなシニアライフをともに歩みましょう」の講演は時代を先の読んで、2001年設立した団体で、現在個人会員939名、団体賛助会員29名ほど、全国の組織になり、国の政策に影響する力を持っていることになりました。
 
講演は「仲間づくり」「居場所づくり」「役割づくり」「支え合い」をキーワードにシニア世代が安心して豊かに過ごすことを支援する活動をしているを紹介しました。なるほどと思います。後ほどの質問で、団体経営する資金は皆ボランティアだから、人経費が掛からないです。

二人目は事例報告で、職人工房(株) 代表取締役一関脩氏「経営者の人生設計~経営はときめき、人生は楽しく~」を題として、三回目企業を考える動機を語りました。

1947年生まれ、73年に北海道フキを創業、99年に(有)合鍵工房(現 職人工房(株))を設立し、2011年に(株)北海道フキをご子息へ事業承継し、自身は、第2創業・新たなステージとして職人工房(株)への経営に携わる。69歳。職人工房(株)・・・暮らしに欠かせない「合カギ、はんこ、ゴム印・スタンプ」等を職人集団がサポートする店になりました。「働きは人生の目標であり、楽しみ出もある」、前向き明るい話は一関社長の柄です。

第三部はNPO法人シーズネット生活支援担当部長、柿沼英樹氏脳を講師として、「脳を活性化させるための認知力向上術」トレーニングをしました。

シーズネットが取り組む認知機能低下予防のプログラム「脳活塾」の内容や、脳年齢をチェックし、脳を活性化する術を皆さんと一緒に実践しながら学びました。ついていかない両手の動作に後ろの方から笑われる声を聞こえるほど、自分の脳を要トレーニングにびっくりしました。

司会をしながらいろいろなことを考えていました。36名の参加者がいるほど、大変勉強になる例会でした。
2016-08-28