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発酵玄米、前立腺がんも抑制 名古屋市立大チームが立証
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北海道新聞記事 日刊経済面(13)2016年08月04日 木曜日
玄米と米ぬかをこうじ菌で発酵させた食品(FBRA)に前立腺がんの進行を抑制する効果があることが、名古屋市立大大学院医学研究科を中心とする研究チームの実験で明らかになった。研究チームはこれまでもマウス類を使った実験を通じて、大腸、肝臓、肺、膵臓(すいぞう)などのがんにFBRAが効果があるとする論文を発表しており、今後はがんの予防や進行を抑える仕組みの解明も進める。
実験は、FBRAに大豆などを加えた食品を販売している玄米酵素(札幌、鹿内正孝社長)の委託を受けて行った。前立腺がんを発生するよう遺伝子操作したラットに通常のえさとFBRAを混ぜたえさを与え、がんの進行具合に差があるかを比較した。その結果、FBRAを混ぜたえさを食べさせた方が、がんの進行を抑制できたという。
実験では、FBRAを混ぜたえさを与えたラットの方が、腫瘍の周辺で細胞死(アポトーシス)が活発になる傾向もみられた。研究チームは、がんの進行を抑制するメカニズムの一つとみており、久野寿也名古屋市立大准教授は「今後はどういうメカニズムなのかも解明していきたい」と話した。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0300489.html
玄米と米ぬかをこうじ菌で発酵させた食品(FBRA)に前立腺がんの進行を抑制する効果があることが、名古屋市立大大学院医学研究科を中心とする研究チームの実験で明らかになった。研究チームはこれまでもマウス類を使った実験を通じて、大腸、肝臓、肺、膵臓(すいぞう)などのがんにFBRAが効果があるとする論文を発表しており、今後はがんの予防や進行を抑える仕組みの解明も進める。
実験は、FBRAに大豆などを加えた食品を販売している玄米酵素(札幌、鹿内正孝社長)の委託を受けて行った。前立腺がんを発生するよう遺伝子操作したラットに通常のえさとFBRAを混ぜたえさを与え、がんの進行具合に差があるかを比較した。その結果、FBRAを混ぜたえさを食べさせた方が、がんの進行を抑制できたという。
実験では、FBRAを混ぜたえさを与えたラットの方が、腫瘍の周辺で細胞死(アポトーシス)が活発になる傾向もみられた。研究チームは、がんの進行を抑制するメカニズムの一つとみており、久野寿也名古屋市立大准教授は「今後はどういうメカニズムなのかも解明していきたい」と話した。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0300489.html
2016-08-05