陶氏診療院

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「なぜ日本と中国の関係がそんなに悪いのか?」
カテゴリー 日本
先週20代の腰痛男性患者が施療に来ました。三回目施療で、腰痛も六割に軽減しました。施療中、いろいろな話をしました。

「なぜ日本と中国の関係がそんなに悪いのか?」と聞かれ、一瞬返事に困りました。

日本と中国の関係、角度や視点により、様々な返事ができます。日本と中国、まるで政治家が言ったように、夫婦のような関係です。夫婦喧嘩する時、外から見ると、「なぜ二人の関係がそんなに悪い」と言っても、喧嘩の場面を見ているだけで、偏った結論で物を見ると、全体が見えないでしょう。

日本と中国の関係、2000年以上の交流歴史から見ると、友好な歴史がほとんどでしょう。当時世界一の中国の文化や文字、国作りの仕組みから宗教まで、全面的に日本が真似して来たのが一番の証拠でしょう。

長い友好の歴史の間、中華文化、特に仏教の考えは強権や拡張することを望ましくない思想で日本に影響が大きいでしょう。しかし、西洋の近代文明、進出と拡張の文化の影響で、第二次世界大戦がアジアに広がり、一時の夫婦喧嘩みたいな劇になりました。

昔世界一の中華文明を学んで、そして西洋文明も取り入れ、中国を超えて世界に第二の経済大国になった日本、今はまた越されて、中国の次の第三経済国になり、その心境に慣れる時間が必要でしょう。意見の違いも喧嘩の元で、喧嘩により共感も生まれるでしょう。

文化思想の原点が同じアジアの国々、特に日本と中国は今の「悪い」時期をよく話し合い、次の最高の良い時期が来るでしょう。

そんな個人的な見解で、若者が何とか理解できるようにうなずきました。
2016-05-17