陶氏診療院

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「短歌で知った“ものの見方”」
カテゴリー 日本
4月21日札幌市倫理法人会第1523回経営者モーニングセミナーは、講師に札幌白石倫理法人会会長オリジナルワークス有限会社代表取締役浅沼直樹氏をお迎えして、テーマ「短歌で知った“ものの見方”」にてご講話いただきました。

昭和42年札幌に生まれた浅沼講師、お母さんが三回結婚しています。自分は母が二回目に結婚した時の子供です。中学生時、両親の離婚が決まり、自分も夜遊びしたいし、スナックの仕事をしている母側について行きたかったです。しかし、畳仕事している父の職場で遊んでいる時、畳が倒れ、守ってくれた父がケガをして、足から血が流れるのを見て、父を一人にさせるわけにいかないと思って、父側に残りました。

人と話が苦手で、高校卒業後航空自衛隊入隊、裏側の仕事をしました。平成元年北海道造形デザイン専門学校入学、平成2年一級建築士事務所(株)インテルナ東入社、平成12年オリジナルワークス(有)設立、今まで16年社歴を持ちました。

9年前倫理法人会と出会い、当時同じ名前の「浅沼二級建築士設計偽造事件」で、よく間違えられました。倫理は何ですかと思って、白石準倫理法人会に入会しました。その後、母が脳梗塞で倒れたのを聞き、自分の家族を連れ、見舞いに行きました。しかし、手足が縛れた母の姿が家族に見せたくないほどつらかったです。母が脳梗塞で倒れてベットで良くいう言葉は「殺してくれ」でした。そんな母とどう向き合えば良いのか悩んで いた頃に”しきなみ短歌”に出会います。辛い事、悲しい事も歌にすることで自然と接することが出来て、毎週見舞いに行く度、母も理解してくれ、母と和解になり、離婚している父も母の亡くなる三か月前に、見舞いに来ました。その時母の一瞬元気な姿も見せてくれました。母の葬儀に、父も出席し、母の三人目の旦那と握手して、いい結末にできたことは倫理で勉強したからと浅沼講師が語りました。

倫理法人会の勉強をするに連れ、自分が変わることに気づきました。①人の前に話せない自分が会社経営者になり、倫理法人会会長人になり、会長挨拶や短歌の朗読などするにつれ、今では自由に話せるようになりました。②会社の売り上げは横ばいだけど、今まで受け身で仕事をしていた自分が今度倫理経営まで話せるように積極的に仕事をして、500円の注文にも文句なしで行ったところ、500万の仕事になりました。倫理は心の経営の学び場であることが良く分かりました。
③短歌で知った“ものの見方”で、人生が大きく変わりました。人の立場に立って、考えることができるようになりました。

今は毎日三つの短歌を書き、日記のように自分を記録しました。短歌:お見舞いに「直樹来た」と耳元で母は途端に笑顔のなりたり。

素晴らしい倫理実践体験講話でした。

今日の参加者は51名49社、うち女性9名でした。
2016-04-21