陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
「雪育」
カテゴリー 日本
4月14日、札幌市倫理法人会第1522回経営者モーニングセミナーは、講師にプロスキーヤー井山敬介氏をお迎えして、テーマ「雪育」にてご講話いただきました。

何万人の競争の中、見事に全日本スキー技術選手権大会で三回優勝した井山講師が、北海道の子供がスキー離れなのを知ったのは初回優勝した時でした。
小学校のスキー授業で「スキー好きな人?」と聞いたら3人しか手があがらないほどです。
例年優勝した選手にはスポンサーが付きます。それからプロとして、いろいろな活動がしやすくなりました。しかし、井山講師が2007年に初優勝した年から、生活を支えるほどのスポンサー支援金ができなくると聞きました。その原因を知っている井山講師は、「雪育」を考えていました。

去年井山講師は5位で終わったけど、「雪育」は地道にやり始めました。1978年北海道富良野出身の井山講師、高校時代にはナショナルチームにも所属し、現在はバックカントリーにも活動の領域を広げ、地元・札幌を中心にスキーを通して子供たちを育てる「雪育」活動にも積極的に取り組んでいます。

TVHテレビの深夜の「スキー番組」にも出演し、スキー番組の録画するため、世界のスキー聖地を回り、北海道の雪やスキー場は世界一のことを改めて認識して、「雪育」の決心が固まりました。札幌の年間降雪量は600㎝あり、雪質もスキーヤーから見ると最高な粉雪です。今は本州のスキー人口は年間8000人利用するに対して、北海道のスキー場利用人数は2500人で、ほとんど外国人でした。
世界から注目されている北海道の「雪」なのに、しかし、道民にとっては、厄介者になってしまっているのも事実だが・・・・・。皆さんの知らない北海道の雪の素晴らしさと雪の魅力についてお話して頂きました。

井山講師は小学生に聞いたクイズを皆さんに質問して、北海道の雪の素晴らしさをもう一度地元の良さと誇りを燃えさせ、素晴らしい「雪育」講演会でした。

スキー場と年間降雪量

フランス  アルベールビル  43㎝
ノルウェー  オスロ  142㎝
アメリカ  デンバー  156㎝
カナダ  モントリオール  195㎝
ロシア  サンクトペテルブルク  300㎝
日本  札幌  600㎝

今日の参加者57名55社、うち女性12名でした。
2016-04-14