陶氏診療院

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健康と意識
カテゴリー 講演会
2016年3月10日、定例の月一回のラジオ健康話は健康と気と意識の話をしました。

ゲストが身につけている石の飾りを初め、様々な石から、人への影響まで、話題が盛り上がりました。

大人になると、子ども時の習慣や環境により、様々な健康問題を持っていても、ごく普通です。しかし、健康問題が症状まで出ないと、問題になっていないような気がします。

医者は「上・中・下」と分けます。症状が出てから病気と分かる人は「下医」になり、症状が出る前に、個人的に指導ができる人は「中医」と言います。

中国医学では一番薦めた「上医」は病気の発症より、個人の問題より、健康のそのまま、個人ではなく、周囲のすべての人々の健康を指導できる人を言います。今の社会用語で言うと国の健康理念と健康指針を作る人です。場合により国のトップ、場合により厚生大臣でしょう。

中国の帝王学では「上医」を育てる教育は子ども時から実施し、自分の健康を守りながら、国づくりまで応用できます。

そのため、医者はまず自分が健康でないと、なかなか人の健康問題解決するのは難しいです。特に医者と患者の大事な信頼関係は取れないでしょう。

健康講話の中、今年2月6日「心不全・急性心筋梗塞」で亡くなった自称「糖質制限ダイエット」達人の桐山秀樹さんのことに触れました。記者出身の桐山さんは現代社会の生活で、現代生活習慣病を患い、本来は生活習慣を治すべきなのに、奇想を出て、糖質制限ダイエットにより、一時体重が減ることで、健康が戻ると誤解して、その後、「糖質制限ダイエット」が日本中にブームになりました。本人の死亡はその素人の「糖質制限ダイエット」の幕が降ろせればいいかもしれないけど、まだそれが知らない方が、真似して、その後遺症はしばらく残るでしょう。先日大阪の車暴走事件も、加害者は「糖質制限ダイエット」の一人です。

健康は意識が先です。病気になっても、正しい健康意識を再生するべきです。間違った行為は一人の犠牲で十分です。早く正しい健康意識を備えましょう。

次回のラジオ健康講話は4月14日、FM放送局さっぽろ村ラジオ81.3MHz番組「ジャンクリ珍道中」、お待ちしております。
2016-03-15