陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
第49回北海道ユネスコ大会in室蘭②
カテゴリー 日本
大会二日目のフォーラム②は「希望の未来を拓く社会の実現のために」のテーマを中心として、室蘭ユネスコ協会青年部(二つ高校の高校生八人)の設立経緯、活動実践発表を公開授業の形で、披露しました。高校生は自ら地球レベルで問題を考え、問題を解決する方法と今まで出来たことを実践報告をしました。

その後、ユネスコスクールのユースフォーラムが続き、清泉幼稚園の46名の子供が登場し、幼稚園からの活動:ゴミ拾い・余り紙で紙粘土作り・リングプル・エコキャップ回収・古い眼鏡/書き損じ葉書/古切手回収・地域の老人施設等訪問・・・たくさんの活動を通じて、子供のときからユネスコ精神に触れ、「あなたの毎日が、未来になる」のスローガンの通りに実践報告を聞き、子供たちの手話付きの歌を鑑賞し、子供と一緒に踊りに参加して、汗が出るほど熱気で会場は溢れました。

その後のユネスコスクールの三校の生徒発表、ユネスコの支援活動や寺子屋運動の参加、ESDパスポートの実施により、子供のボランティア精神の育成、積極的に参加する高校生たちの充実感、生き生きして発表した姿を見て聞いて、ユネスコ運動の明日は明るいことが見えてきました。室蘭のユネスコ運動の中身は、子供の教育面が札幌より進んでいました。開会式の挨拶も、教育委員会教育長や市長も揃って、民間と政府の連携に感心しました。

最後のフォーラム③は「ESD地区ユネスコ活動について」、札幌ユネスコ青少年委員会、釧路ユネスコ協会、函館ユネスコ協会国際委員会の報告で、様々な民間活動を通じて、ユネスコ精神を浸透し、確実活動を実践して、世界の平和、人間の尊重、教育の普及、世界を友愛と信頼の絆で結ぼうのユネスコ会員綱領を実践していました。

自分は札幌ユネスコ協会に入会してからまだ五年目です。去年の知床全国大会、今年の室蘭全道大会に参加して、各地の年寄りから子供まで、一生懸命平和のための活動を実感して、日本人の平和主義の民間レベルの高さに尊敬しました。

85歳超える札幌の会員二人も一緒に参加して、たくさん学ぶことができ、とても有意義な大会でした。
2015-10-19