陶氏診療院

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経営理念経営指針から人生(健康)経営への連想
カテゴリー 日本
9月29日、同友会札幌支部北地区会の例会、「第12期経営指針研究会」で経営指針作りに取り組んでいる若手経営者のお二人に、自社の組織作りについて、現在進行形の取り組みを発表していただきました。
さらに「経営者の想い(経営指針)を社内に浸透させる」ことをテーマにグループディスカッションを行いました。

【テーマ】は「経営指針」作成から強い組織づくりを目指す~経営者の想いをどう社内に浸透させるのか~です。【報告者】は共和鉄工(株)代表取締役残間巌氏と
北海道オリンピア(株)代表取締役宮本典英氏でした。二人とも初代創業者ではなく、予期せぬタイミングで社長になったそうです。社長になって、経営理念と経営指針がないことに気づき、自分も勉強が必要と思って、同友会の経営指針研究会に参加して、経営理念と経営指針を作りました。

二人とも経営理念と経営指針を作り、会社の経営も軌道に乗り、社員への「還元」や「夢」を与えて、いい経営を始めました。

二人の発表と後のグループディスカッションをして、その「風景」は診療院に来る患者に似ています。

最近70歳の男性患者が来ました。去年まで年間100回ゴルフしたけど、健康に自信があります。しかし、今年正月、食欲がなくて、見る見るうちに、痩せてました。
病院で検査したら、進行性胃がんで、余命三か月と言われました。抗ガン治療をしました。副作用で神経の痺れにより、優良運転手が初めて事故を起こし、箸も持てない、字も書けないほど、衰弱になりました。

診療院に来て、これから人生どうするかを相談しました。抗ガン治療の西洋医学の対症とこれから命を育む中国医学の方法を教えました。二回目から箸が使え、字も書けるようになりました。三回目来た時、
杖も使わなくてもいい、これから健康に戻るように祈ります。

健康つくりは、できれば、問題が発生する前に、目標を設定し、その後は計画して、実行すればいいです。

会社は失敗しても、やり直しが効きます。すぐやり直すことはできない時でも、命には影響しないでしょう。再スタートも可能です。
しかし、健康について、やり直しが効かない時は命を落とす、再スタートがないです。

同友会は人生途中に経営をする若者の勉強場として活躍しています。陶氏診療院も健康に気づいた時の人々の勉強場として、社会貢献をします。
2015-09-30