陶氏診療院

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「夢限りなく」
カテゴリー 日本
9月24日、札幌市倫理法人会第1495回経営者モーニングセミナーは、札幌市倫理法人会会長、社労士事務所Synergr 代表村上賢吾氏により、テーマ「夢限りなく」にてご講話いただきました。

あと一週間で43歳の村上講師は、自己紹介から講話を始めました。札幌出身の村上講師は札幌の大学を卒業して、近所の上場企業に就職しました。六年半を務め、出世したい気持ちで一生懸命仕事に全うしました。労働基準法で一か月174労働時間の所、なんと400時間を超えました。過労で免疫低下で、下肢をウイルス感染して、下肢を切断するほど危機に追われました。幸い、下肢切断しなくて治療ができました。もちろん以前の立ち仕事は禁止され、転職を考えました。

お母さんからいただいた資料を見て、社労士を目指すことになりました。退職後、社労士の資格を取り、社労士事務所に四年間修業後、2007年から独立しました。

しかし、独立後三か月、離婚することになりました。宗教や性格の理由で、家庭人生に挫折しました。その後、当時札幌市倫理法人会の会長でいる小野寺さんから、紹介いただき、初の札幌市倫理法人会経営者モーニングセミナーに参加しました。宗教に「アレルギー」になっている時、びっくりして、紹介者小野寺さんに怒鳴りました。今から見ると大変失礼しました。

その後、現北海道倫理法人会の副会長高橋さんの紹介で、もう一度倫理法人会との縁を繋ぎ、2008年入会後、事務長、専任幹事、事務局長などの経験を経て、今年9月から札幌市倫理法人会会長に拝命いただきました。

倫理の勉強で、人生が大きく変わりました。今の妻との出会い、社労士事務所の仕事の軌道に乗り、困難を乗り越えるも、すべて倫理のお蔭と思います。

人生を振り返って見ると、当時就職の選ぶ基準は「安定収入」でした。中学生時代から、脱サラの父が起業して、家の経済を支えないほど、母もパイトに出ました。そのため、父に恨みがあり、倫理の勉強で、「最も大切な、わが命の根元は両親である」を読んで、その胸にたまった気持ちを父に話しました。自分が独立して、従業員の賃金についての悩みに共感を得て、父に謝って、「涙の洗浄」な会話で、気持ちがすっきりしました。

ことし一月、前児島会長から、次期の会長に推薦された時、社労士事務所が負債のトラブルに遭い、断りました。4月解決の目処がついた時、会長の拝命を受けると児島前会長に伝え、自分が変わる瞬間で、前会長との関係も変わりました。会長職の大変さを理解して、倫理活動の視野と姿勢も変わりました。三年前、前児島会長時、専任幹事して、児島さんに怒鳴ることもあり、とても申し訳ないと思って、謝った時、自然に涙が出て、その後気持ちがまた、すっきりして、以前児島前会長と話をすると、前の妻を思い出し、ギクシャクの関係が晴れて、札幌市倫理法人会の運営にも善循環になりました。

会長拝命して一か月間、幹事たちの協力で、順調にスタートしました。村上講師の言葉で「誠に僭越ながら今期より札幌市の会長を仰せつかることになりました。自分の単会でお話しさせていただくのは初めてですし、会員の皆様に私を知っていただく良い機会と捉え、等身大のお話を精一杯させていただきたいと思います。」謙虚な気持ちで、札幌市倫理法人会の明日が明るくなりました。

今日の参加者52名50社、女性12名でした。
2015-09-24