陶氏診療院

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武術と術技(手技)の共通点
カテゴリー 日本
一般社団法人北海道代替医療協会代替療法師会第六回例会、5月16日札幌のホテルで開催しました。今回の勉強会講師は石井明道氏(イシイミョウドウ・70歳)でした。

石井講師は40代から武術をして(現社団法人国際武術から手協会専務理事、修身師範8段)、50代から空手をはじめ、60代からマッサージをはじめ、タイマッサージインストラクター(マスター称号)をタイで獲得、日本タイ古式マッサージ協会最高顧問として勤め、石井療術院院長で、現役で活躍しています。

石井講師は会場で武術の技を実演して、武術との術技(手技)の共通点を以下のように語り、若い時習った武術を生かして、「自分が楽して、相手にきく」コツを教えました。

1、テコの原理を利用する;
2、相手の体幹中心移動を応用して、推すと引く;
3、自分の足からの全身の力を使い、楽にやる;
4、腰とへそを同時に動かし、連動して施療に使う;
5、足の幅や膝間の広さを調整して施療する。

さらに、石井講師がタイでマッサージを習ったときのエピソードを語り、自分の経験で、タイマッサージの効果を現代医学的に解釈しました。

1、老化防止作用
2、リラックス作用
3、呼吸調整作用
4、ゆがみ調整作用
5、慢性病予防効果

70歳にまったく見えない元気な動きに石井講師の凄さをびっくりしました。代替療法師会の例会、楽しい交流と勉強ができ、来月の講師の講話も楽しみに期待します。
2014-05-18