陶氏診療院

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第50回中国人殉難者全道慰霊祭
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半世紀を続けて来た北海道の中国人殉難者慰霊祭、今年は50回目を向かえました。当時の発足人は他界した人が多いです。それでも年々続けてしていることは、とても人道的な行為で、感動します。

6月28日、北海道中国会の代表田義之氏と運営委員長陶恵栄をはじめ、18名会員で第50回中国人殉難者全道慰霊祭に参加しました。

世話人の森常明氏(仁木町・森内科胃腸科医院理事長)の挨拶に、「戦後50、60周年には日本が戦争の過ちを認め謝罪しています。戦後70周年の[今の内閣]は憲法9条を軽視し、[ポツダム宣言]すらまともに読んでいないと答弁しました。[戦争につながりかねない法案]を国会で審議中です。・・・民間では仲良く交流しても、戦争になると憎しみの連鎖が始まり、多くの犠牲者をもたらし、何世代に亘って人々を苦しめます。私は、第27回(1992年)よりこの慰霊祭の世話人を努めていますが、日中友好、東アジアの平和が続く事を心より祈念しております。」

故劉連仁氏の長男劉煥新氏と孫劉利親子が中国山東省から参加しました。未来のため、平和と友好のため来日の劉煥新親子は日本の友人に感謝して、若者が続けての努力を呼びかけました。

来年は第51回目の慰霊祭は、主催者側から新たな時代を切り開き、斬新な気持ちと形を開催したいと宣言しました。
2015-07-04