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「本当のことを見抜くチカラ」
カテゴリー 日本
5月7日、札幌市倫理法人会第1475回経営者モーニングセミナーは、講師に有限会社ワールドカンパニー札幌取締役立野奨氏をお迎えして、テーマ「本当のことを見抜くチカラ」にてご講話いただきました。
去年まで「詐欺師のトリック」のテーマで、マジック講座・会話力講座・PTA講演・企業研修など、100超える講演をした素晴らしい立野講師は、マジックを活用しての人材育成(道徳教育)や身障者自立指導、登校拒否・引きこもりなどのこども達の為の「道徳塾」を開き、健全・平和な社会貢献に尽力しておられます。
講話の中心テーマは「思い込みからの脱出」でした。三つの実習を皆さんと一緒にしました。
まずは皆さんは1~9の数字を好きな数字を一つ頭に覚えます。その数字を以下の指示により、計算をして、最後に数字を当てる「マジック」です。
数字はNにしましょう。N×2+8します。奇数の場合、そのまま、偶数の場合÷2-N-1、結果は3です。3になっていない方は小学校にやり直す必要がある(笑い)。
マジックは最後に「3」に誘導する方程式を指示しました。選択に見えるけど、誘導に従い、自分は「当たらないでしょう」の思い込みに外れて、マジックのびっくり効果が楽しいでしょう。
二番目はある「暗い絵」を見せます。「水辺に男女二人が立つ」の絵を見て、二人が何を考えているかと聞かれます。最後に絵の中に、ほかに何が見えるかと聞かれ、殆どの人は、水辺の木の枝が「変かなあ」と答え、数人は「赤ちゃん」が見えます。良く見ると、絵の上の部分にお母さんのお腹にいる「赤ちゃん」の姿が描いてありました。その後、二度目絵を見ると、必ず水辺に小さく書いた男女と大きく書いた赤ちゃんが見えるようになりました。質問の誘導に見えるものが見えなくなるときもあります。
三番目は四人が参加して、ホワイトボードをついたてにして挟んで一人と三人に分かれました。白二個、ピンク二個の可愛い兔の耳を、四人がそれぞれ目をつぶって付けました。三人は縦に並び、前の人の兔の耳しか見えないです。質問をしてから、自分の色が分かる人がいますか?
私は三人の中で、真ん中に立ちました。自分の付けた兔の耳の色は見えないです。質問は一人側の人に聞きました、自分の付けた兔の耳の色は分かりますか?答えは「分からないです」。次に、三人側にも聞きました。最初はホワイトボードに一番近い人、答えは「分からないです。」三人目は私の後ろの人に聞きました。「分からないです。」と聞いた時、びっくりしました。私は後ろの人は、前の二人の兔の耳の色は見えるから、自分の色も分かるだろうと勝手に思い込みました。答えは「分からないです。」と聞いて、不思議に思うけど、考え直さなかった。最後に自分の番で聞かれ、答えは「分からないです。」。
しかし、会場の一人が「四人の中、三人側の二人目(私)は分かるはず」と指摘しました。「正解です。」と立野講師が褒めました。恥がかかされました。
答えは、私の思い込みが邪魔していることが分かりました。良く考えると、私の後ろの人が「分かるだろう」と思う条件は、前の二人とも同じ色ということです。もし、違う色なら、残される二つ色には、自分の色も分からないです。そこに、分からないことを想定しない自分は、先入観を変えなかったことに気付きました。人の話を良く聞かない自分を発見しました。「恥」と言って、とてもいい勉強会になりました。
「本当のことを見抜くチカラ」を育てることは大事だと思いました。
今日の参加者は39社43人、うち女性11名でした。
去年まで「詐欺師のトリック」のテーマで、マジック講座・会話力講座・PTA講演・企業研修など、100超える講演をした素晴らしい立野講師は、マジックを活用しての人材育成(道徳教育)や身障者自立指導、登校拒否・引きこもりなどのこども達の為の「道徳塾」を開き、健全・平和な社会貢献に尽力しておられます。
講話の中心テーマは「思い込みからの脱出」でした。三つの実習を皆さんと一緒にしました。
まずは皆さんは1~9の数字を好きな数字を一つ頭に覚えます。その数字を以下の指示により、計算をして、最後に数字を当てる「マジック」です。
数字はNにしましょう。N×2+8します。奇数の場合、そのまま、偶数の場合÷2-N-1、結果は3です。3になっていない方は小学校にやり直す必要がある(笑い)。
マジックは最後に「3」に誘導する方程式を指示しました。選択に見えるけど、誘導に従い、自分は「当たらないでしょう」の思い込みに外れて、マジックのびっくり効果が楽しいでしょう。
二番目はある「暗い絵」を見せます。「水辺に男女二人が立つ」の絵を見て、二人が何を考えているかと聞かれます。最後に絵の中に、ほかに何が見えるかと聞かれ、殆どの人は、水辺の木の枝が「変かなあ」と答え、数人は「赤ちゃん」が見えます。良く見ると、絵の上の部分にお母さんのお腹にいる「赤ちゃん」の姿が描いてありました。その後、二度目絵を見ると、必ず水辺に小さく書いた男女と大きく書いた赤ちゃんが見えるようになりました。質問の誘導に見えるものが見えなくなるときもあります。
三番目は四人が参加して、ホワイトボードをついたてにして挟んで一人と三人に分かれました。白二個、ピンク二個の可愛い兔の耳を、四人がそれぞれ目をつぶって付けました。三人は縦に並び、前の人の兔の耳しか見えないです。質問をしてから、自分の色が分かる人がいますか?
私は三人の中で、真ん中に立ちました。自分の付けた兔の耳の色は見えないです。質問は一人側の人に聞きました、自分の付けた兔の耳の色は分かりますか?答えは「分からないです」。次に、三人側にも聞きました。最初はホワイトボードに一番近い人、答えは「分からないです。」三人目は私の後ろの人に聞きました。「分からないです。」と聞いた時、びっくりしました。私は後ろの人は、前の二人の兔の耳の色は見えるから、自分の色も分かるだろうと勝手に思い込みました。答えは「分からないです。」と聞いて、不思議に思うけど、考え直さなかった。最後に自分の番で聞かれ、答えは「分からないです。」。
しかし、会場の一人が「四人の中、三人側の二人目(私)は分かるはず」と指摘しました。「正解です。」と立野講師が褒めました。恥がかかされました。
答えは、私の思い込みが邪魔していることが分かりました。良く考えると、私の後ろの人が「分かるだろう」と思う条件は、前の二人とも同じ色ということです。もし、違う色なら、残される二つ色には、自分の色も分からないです。そこに、分からないことを想定しない自分は、先入観を変えなかったことに気付きました。人の話を良く聞かない自分を発見しました。「恥」と言って、とてもいい勉強会になりました。
「本当のことを見抜くチカラ」を育てることは大事だと思いました。
今日の参加者は39社43人、うち女性11名でした。
2015-05-07