陶氏診療院

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「役に徹して家庭の幸せ会社の繁栄」
カテゴリー 日本

5月29日札幌市倫理法人会第1431回経営者モーニングセミナーは、講師に SAMA帯広店オーナー、帯広市倫理法人会専任幹事河村哲裕氏をお迎えして、テーマ「役に徹して家庭の幸せ会社の繁栄」にてご講話いただきした。

河村講師は昭和40年3月帯広生まれ、昭和61年4月お父さんが経営する(株)スーパーかわむらへ入社、いろいろな事情で、昭和62年5月スーパーかわむらが民事再生され、昭和63年3月セイコーマート稲田店を開店し、昭和63年6月河村講師は結婚しました。平成2年セイコーマートもり店を開店、平成7年、経営上の事情で、会社の管理を担って、父が仕事を外れました。平成9年父の死により、全法人の代表取締役に就任し、借金、負債1億7千万円を背負うことになりました。その時、兄も会社から去り、引きこもり二年間になりました。河村講師本人も個人の問題で、平成10年2月に離婚しました。生命保険2億円を毎月15万円掛け、日記にも書いて、二年後自殺して借金を返済して人生を終わりたいとまで思いました。

平成10年11月に今の奥さんと再婚、妻と約束して、自殺をやめました。妻と一緒の努力により、銀行のローンを返済完了、平成20年3月に店舗をセイコーマートに売り、4月に倫理法人会と出会い、 6月にSAMA帯広店開店しました。SAMAの高橋社長が出来たから、自分も出来ると思って、倫理なしでやっていたところ、平成22年10月に店舗の保険が切れた二ヵ月後、お店が火事になり、妻も盲腸炎で入院しました。三人の子供の食事づくりをする妻の姿を見て、偉大さを実感しました。
普段社長の顔で、病院に見舞いにいった時、妻が病気で休むことを謝ってくれました。反省した自分が気付いたら、父として、妻に謝りました。今まで倫理なしでやったことの結果が分かり、SAMA高橋社長の凄さや、高橋社長の師匠の浅倉スーパーバイザー、大村スーパーバイザー、前北海道倫理法人会会長の阿部社長、現会長の土屋公三社長がいます。真剣に勉強をはじめ、帯広倫理法人会事務長の拝命を受け、誰よりも早く会場へ行くことを決めて実行を続けました。


三年前、お母さんが他界し、店で清掃をやりながら、お母さんと同居していたお兄さんが、ぐだぐだに泣き崩れるのを見て、一人で生活するお兄さんを一緒に面倒を見ると覚悟しました。その信念と覚悟が、なんといつも口を出すお兄さんが一生懸命閉店後も働くようになりました。平成25年 4月に、社員4人になり、2号店を目指して、新築の店を工事中です。

河村講師が自分の体験で、会社では社長の役、家では父親の役、倫理法人会では今の専任幹事の役、役に徹して、家庭の幸せが来ます、楽しい仕事をすれば、会社の繁栄、売り上げも二倍になったことを伝えました。河村氏は皆さんにも、どうせ楽しい家族、多くの仲間と喜びを分かち合う仕事を望むなら、自分は「ホラフキ」と言われるような人間でもいいから、倫理を真剣に取り入れてみてください。簡単に当たり前の倫理は、入ると、その深さと難しさを体験でき、とても役に立ちます。

今日の参加者36名で34社でした。
2014-05-29