陶氏診療院

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「倫理と社会学」
カテゴリー 日本
4月2日札幌市倫理法人会第1471回経営者モーニングセミナーは、講師に札幌中央倫理法人会会員、北海学園大学教授犬飼裕一氏をお迎えして、テーマ「倫理と社会学」にてご講話いただきました。

1968年愛知県北名古屋市に生まれた犬飼講師、実家は佃煮屋で、100年以上の歴史がある老舗です。初代のひいお爺さんは北海道の小樽で干し物の商売を始め、富を得て、北海道拓殖銀行名古屋支店が出る時、主力銀行にしました。早稲田大学卒した講師は、34歳まで種々の大学や専門学校などで非常勤講師生活を送る自称「プー太郎」でした。2003年北海学園大学経済学部助教授、2009年教授になり、当時北海道に来ることを知って、98のお婆さんから「因縁」と言われました。

犬飼講師は経済学部中の社会学を教えています。経済学部にいながら経済学の悪口言う一人と自己紹介しました。経済学は今の社会のメインですけど、社会学がなければ経済のみでは社会が成り立たないです。犬飼講師の得意な授業内容は「社会学就職法」でした。

自分の「実力」がある教え子の実例を紹介しました。教え子は就職するため、「50歳人事部長のおじさん」の身になって、物事を考える指導を計画実践しました。話題を作るため、大学時、回転すし屋さんにバイトをして、店長までしました。就職面接時、どんなバイトをしたと聞いたら、自己ピアールが出来ました。すし屋さんに、儲ける商品と売れば売れるほど赤字になる商品など面白い話が出来ました。企業の裏話しで、50代の人事部長が釘付けになりまた来てねと内定を獲得しました。就職難の時期、大学四年生で五社の内定を取れました。

大学の先生や学者は「客観的」に物事を語り、他人事や人のせいのクセがありると犬飼講師が言いました。欠けているのは自己言及です。経営者はすべて自己責任で、
まさかの自己言及の代表です。

2014年12月犬飼講師が北海道倫理法人会札幌中央倫理法人会入会後、倫理の勉強で、学者の欠けているところを知ることが出来ました。大学の教授らしくない、経営者みたいと言われることは、または最近自分の書いた文章にも反映した変化は、「倫理効果」でしょう。(笑)

今日の参加者53名50社、のち女性11名でした。
2015-04-02