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少量の酒でもがんリスク5%増 1日ワイン1杯程度でもビール1杯でも
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東京新聞:少量の酒でもがんリスク5%増 1日ワイン1杯程度でも

2019年12月9日 18時20分

 1日ワイン1杯程度の少量のアルコールでも10年間飲酒を続けると、がんになるリスクが5%上がるとの研究結果を東京大などのチームが9日、米医学誌に発表した。少量の飲酒は循環器病などのリスクを下げるとの報告もあるが、がんに関しては量に応じて危険性が高まるとしている。

 少量のアルコールで、がんのリスクが高まるとの研究は最近、海外でも報告されているが、日本人を大規模に調べた研究は初めて。チームの財津將嘉東大助教(公衆衛生学)は「リスクを自覚してお酒と付き合ってほしい」と話している。

FNN.jp:“1日ビール1杯”でも飲み続けると「がんリスク5%上昇」!? 東大の研究チームに詳しく聞いた

2019年12月13日 金曜 午後5:00

そろそろ忘年会シーズンだが、飲みすぎが体に良くないことは当然ご存じだろう。

しかし、1日にビール中ビン1本500ml、ワイン1杯180ml程度でも、10年飲酒するとがんにかかるリスクが5%増加するという研究成果を、9日、東京大学などのチームがアメリカの医学誌に発表した。

他のお酒に換算すると、日本酒1合180 ml、チュウハイ(7%)350ml、ウィスキーダブル1杯60ml程度となる。

実は厚労省の「節度ある適度な飲酒」と同じ量…
東京大学などの研究チームは全国に33か所ある労災病院に登録された病職歴データベースなどを使い、新規がん6万3232症例と同数の良性疾患から、低~中等度の飲酒とがん罹患のリスクの関連を詳細に調査。
その結果、飲酒しない人は最もがん罹患のリスクが低く、飲酒する人は酒量によってがんリスクが上昇。
1日1杯10年間継続して飲むと、がんに罹患するリスクが5%に増加すると結論付けた。

これは、喫煙傾向や生活習慣病などを考慮しても同じ傾向が現れるとしていて、研究チームは日本の死因第1位のがんの予防のため、飲酒とがんリスク増加についてさらなる啓発活動が必要だとしている。

また、がんの種類別でみてもばらつきはあるものの、発症頻度の高い 大腸がん・胃がん・乳がん・前立腺がんの罹患リスクはいずれも増加している。・・・
2019-12-20