陶氏診療院

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光回線が切れた生活
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NURO光が使えなくなって五日目を迎えました。普段、診療が終わるとパソコンに向かい、メールをチェックしたり、ブログを書いたりしています。時間があれば、中国医学の無料授業を見たり、ネットで情報を調べたりして、夜を過ごすことが多いです。しかし、光回線が使えなくなってからは、携帯でメールを確認するものの、画面が小さく、目が疲れやすいため、長時間の作業が難しくなっています。

診療院では、ネット経由で流していた森の鳥たちの鳴き声をバックグラウンドミュージックにして、自然の中にいるような雰囲気を楽しんでいましたが、今はネットが使えないため、静かな環境でネットとは無関係な作業に集中しています。少し寂しさも感じますが、次第に自然の音の静けさに体が慣れていく感覚が新鮮で驚きました。普段の習慣や癖、そして体が恒常性を保つことの大切さを改めて実感しています。

患者さんに施術を行う前、私はよく「最近、何か良いことはありましたか?」と尋ねます。もし「特にないですね」と言われたときは、「変化がないのも良いことですよね」と返します。身体は日々老化していきますが、老化が進まない、あるいは悪化しないことは、人生において非常に良いことです。

光回線が使えなくなることは、災害や地震のような非常時にも起こり得ることです。だからこそ、早めにこうした状況に慣れておくことも大事なのかもしれません。現代社会は光の速さで進んでいるため、時にはその流れについていけないこともあります。そんな時、少し立ち止まってみることも必要なのではないでしょうか。実際、この三日間は少し早めに寝ることができ、それが良いリフレッシュにもなりました。
2024-10-23