陶氏診療院

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老子「道徳経」の人生八段階
カテゴリー 生活の知恵
老子の「道徳経(帛書版)」第十六章*「万物は並び作こるも、吾れは以って復るを観る」に、後半に人生の八段階を明示しました。

第一段階:「不知常、妄妄作凶」ー常を知らざれば、妄(みだり)に作(な)して凶なり。若い時、常識が知らない、様々な失敗や過失などのことを経験する時期です。世界の様々な現状の表と裏の真実を知る時期です。自己中心段階です。

第二段階:「知常容」ー常を知れば容(よう)なり。失敗と成功時期を経て、自分を知り、自分のしたいことを知り、あせない時期は「知常」と言います。自分の身体や性格的な欠点でも容認できる時期です。世界にも、すべて容認と調和できるでしょう。同じ自己中心段階です。

第三段階:「容乃公」ー容は乃(すなわ)ち公(こう)なり。自分も受ける、他人も受ける時期、「公(おおやけ)」を生まれ、自己中心から突発して、自分の個性や長所、才能などを社会に貢献でき社会人になる段階です。

第四段階:「公乃王」ー公は乃ち王なり。内心自分を受ける、皆の中で、自分は「王」(一番)になる時期です。その「王」、現代用語で組織や職業の長になる段階です。

第五段階:「王乃天」ー王は乃ち天なり。組織や職業を超えるの長の段階です。その時代、時空の「王」です。

第六段階:「天乃道」ー天は乃ち道なり。道は時代を超えて、次世代でも通用できる段階です。

第七段階:「道乃久」ー道は乃ち久し。その道は歴代の家族に、人類の歴史に永久に存在する段階です。

第八段階:「沒身不殆」ー身を没(お)うるまで殆(あや)うからず。肉体が消えても、精神は不滅、世界に残される段階です。

自分の今の人生はどの段階に歩んできたことを確認して、これから人生の目標も見えるし、積極的に有意義な人生を創造することは、幸福と平和も見えてくるでしょう。それは老子「道徳経」から教えていただいたことでしょう。

*老子の「道徳経(帛書版)」第十六章:「致虚極、守靜篤。萬物並作、吾以觀復。夫物芸芸、各復歸其根。歸根曰靜、是謂復命。復命曰常、知常曰明。不知常、妄妄作凶。知常容。容乃公。公乃王。王乃天。天乃道。道乃久。沒身不殆。」
2024-03-04