陶氏診療院

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立春
カテゴリー 生活の知恵
2021年2月3日、立春の日です。1985(昭和60)年以来立春は2月4日ですけど、、37年振りに日付が変動して2月3日でした。二十四節気の始め、春の始まりとされる日です。札幌の気温は最高-9度、最低-12度で、気温はまだ真冬でした。

立春から、天気が温かくなり、地球上の生物の動きも始まり、衣服や食事の変動も伝統行事にも表します。健康養生の視点で、意識するところがいくつあります。

まず、春の疫病が多いから、免疫力を保つために、体温下がることをしてはいけないです。暖かい日であっても、足をしっかり防寒して、服の抜くのは上から、昼のみでしょう。足熱頭寒は、春の陽気に発生しやすいでしょう。

春は喘息を発作しやすい時期で、気温の変化に応じて、特に首と喉と手首の防寒に要注意です。冬は運動を勧めないけど、春の温かい日に、室外の運動も徐々に増えてもいいでしょう。汗もほどほど出てもいいでしょう。
春は木に属します。春の木の成長に合わせて、「辛甘発散、温補陽気」の食品を勧めます。ニラ、ネギ、キノコ、鶏肉、牛肉、大棗、蜂蜜、パセリなどが料理に入れていいでしょう。春も肝臓の養生季節で、クコの実、ユリの根、白い木耳にも取り入れてもいいでしょう。酸味には肝臓に良いけど、肝気の抑制機能もあり、摂りすぎないように注意が必要でしょう。

北海道の春は、本州より遅くなり、食べ物の旬も遅れるでしょう。

中国のことわざでは、「一年之計在於春、一日之計在於晨」(一年の計は春にあり、一日の計は早朝にあり)、立春は年の始まり、秋の収穫するため、良い計画をして、種をいっぱい撒きましょう。
2021-02-04