陶氏診療院

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札幌の春と日中友好の灯
3月5日、札幌グランドホテルで開催されたNPO法人札幌中国友好協会の総会後の懇親会に、北海道中国会を代表して参加しました。まだ冬の名残が残る札幌ですが、会場の中には温かい交流の空気が流れていました。

会長の青木雅典氏は、今年92歳になられます。壇上でこれまでの日中友好活動を語られる姿は、年齢を感じさせない力強さがありました。昨年まで中国・江蘇省を訪問し、地方議会の交流会議に参加されたこと、また塩城の鶴の自然保護センターを見学されたことなど、長年にわたる交流の歩みを紹介されました。

また、中華人民共和国駐札幌総領事館で日本料理・寿司を囲みながら留学生を招く交流会を開くなど、草の根の活動を地道に続けてこられたことに、会場から温かい拍手が送られました。

来賓として、王根華総領事、そして札幌市副市長の加藤修氏から挨拶がありました。乾杯は、北海道日中友好協会会長の城木信隆氏の音頭で始まり、会場は和やかな歓談の時間へと移りました。

懇親会では、学友会北洋分会会長の尤子硕氏の紹介や、訪中経験を持つ道議会議員の中野渡志穂氏、桧垣尚子氏の話などもあり、それぞれの立場からの日中交流の思いが語られました。

閉会の辞は、札幌国際プラザ副理事長の平木浩昭氏が務め、会は温かな雰囲気の中で締めくくられました。

近年、日中関係は決して順風満帆とは言えない時期にあります。しかし、札幌では行政関係者、民間団体、企業人、研究者など、多くの人々が静かに交流を続けています。政治の風向きは時に変わりますが、人と人の信頼はゆっくりと積み重なるものです。

最後に、北方ジャーナル社の工藤編集長に集合写真を撮影していただき、和やかな余韻の中で会はお開きとなりました。

友好とは、大きな会議だけで生まれるものではありません。

小さな出会いと対話の積み重ねが、やがて未来の橋になるのだと思います。

人の縁は、水の流れのように静かに続く。

国の友好も、一杯の茶と一度の対話から生まれる。

小さな善意の積み重ねが、やがて時代を動かす。
2026-03-11