陶氏診療院

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人生の助っ人(Life Heipers)
還暦を過ぎると、時々自分の人生を振り返ることがあります。現在の生活はほぼ順調であり、他人から見ても「順調」と言えるのではないでしょうか。現在の生活は大きな問題もなく過ごしています。外国から来て病院を離れた後、私費留学を経て、中国医学の統合療法を取り入れた診療院を27年間続けてきました。

振り返ってみると、多くの助っ人に支えられてきました。運が良かったこと、タイミングに恵まれたこと、自分の考えが社会の流れと合っていたこと——これらの要因が重なり、今の自分があります。両親や家族、そして周囲の助っ人たちに心から感謝しています。

1. 家族という最大の助っ人

最も感謝しているのは、やはり家族です。両親はもちろん、函館出身で会ったことのないおばあさん、高校まで同じ布団で寝ていたおじいさん、小・中・高校・大学・大学院の先生方、病院時代の同僚たち、そして今では自分の子供も大きな支えとなっています。

昨年大学を卒業した息子は、雪かきをはじめ、診療院の雑用を手伝い、私が苦手なことを大いに助けてくれました。特に今回のアメリカビザ申請の手続きを、時間をかけながらも完了してくれたことには大変感謝しています。

2. 物という助っ人

次に感謝するのは、「物」という助っ人です。私は推薦を受けて、学費が無料の軍医大学(防衛大学医学部)に進学しました。病院勤めの給料も、同級生より少し高かったことが幸いしました。

私費留学で来日した際も、すぐにアルバイトを見つけることができました。当時の日本のGDPは高く、アルバイト代だけで来日時の借金をすぐに返済することができました。大学院の最後の1年間は、ロータリー米山奨学金を受け、無事に医学博士号を取得し、その年に息子も生まれました。

陶氏診療院の開業も、友人の無償の支援でスタートし、順調に患者数を増やしながら、市営住宅からマンションへと移転。その後マンションを購入し、最終的には現在の診療院ビルへと発展しました。

3. 生まれた時代と教育への感謝

また、自分が生まれた時代と受けた教育にも感謝しています。中国のベビーブーム世代に生まれ、競争の中で学び、希望する学校に進学することができました。さらに、中国の改革開放の波に乗り、留学という選択が人生を大きく変え、視野を広げ、真の健康を目指す仕事を実現することができました。

生活環境が整い、安心して仕事ができる環境、食事に困らない暮らしがあること——すべてに感謝しています。今は、毎日患者さんに元気を届けながら、日々幸せを感じ、助っ人たちへの感謝を忘れず、社会への貢献を続けていきたいと思っています。

これからの助っ人

これからは、自分自身の健康長寿モデルを築くために、さらに多くの助っ人が必要です。人生の前半は順調でした。後半もその勢いのまま、より良い未来を楽しみに迎えたいと思います。

あなたの人生の助っ人はいますか?誰ですか?
2025-02-08