陶氏診療院

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治癒力と年齢
腎臓透析を迫られた87歳の男性患者、西洋医療を拒否し、知人の紹介ですぐ診療院での診療が始まりました。(http://www.tao-clinic.com/blog00.php?id=3052

その体調の改善と血液検査の変化は、主治医の見方と話の内容が変わりました。いつも「透析をしないと、もう診れないから、ほかの病院へ行って下さい」などの強い口調が、「まだ足のむくみがありますね〜」と弱い口調になりました。その裏の事実は、患者さんの治癒力です。

まず体質改善のため、晩御飯を抜いて、発芽発酵玄米ご飯を主食にした事により、血糖値は145㎎/dl異常から、106㎎/dl正常に戻りました。一週間で6㎏以上の水分が抜けて、カリウムも5.6mEq/l(正常は3.5-5.0) 高値から、4.3mEq/l の正常値に戻りました。同じように、尿素窒素とクレアチニンも異常値からだんだん下がってきました。

早寝早起きにより、造血機能も促進し、貧血改善もみえました。ヘモグロビン(正常値13.4-17.6)は8.9g/dlから、9.9、10.4、順調に上昇しました。

腹囲も戻り、浮腫みも改善、心不全判断するBNPとNT-proBNPも下がり始め、腎臓透析の危機から、少しずつ解消され、本人と家族に笑顔が戻りました。

治癒力と年齢…正しく体質改善を努力すれば、治癒力と年齢は関係ないでしょう。年のせいにする、いろいろな身体の不調は、もう心配しなくてもいいでしょう。
2020-09-22