陶氏診療院

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鉛は放射線物質の「墓」?
カテゴリー 生活の知恵
地球の年を測るため、科学者は鉛と辿り着きました。理由は以下の通りです・

鉛は地球上で天然に存在している元素としては、最も原子番号が大きいとされていました(1952年前)。ウラン238同位体(半減期は約44億6800万年)→トリウム234(半減期が140.5億年)→プロトアクチニウム234(半減期1.17分)→ウラン234、10回繰り返すと、安定した鉛が誕生しました。鉛は安定している金属として、どんな刺激をしても変わらない性質で、ウランから鉛になる周期の知り、物質の中のウランと鉛の割合が分かれば、その物質の年を計算できます。

アメリカに落ちた隕石の鉛の含有量は地球の岩の鉛の含有量と同じなので、その計算で地球は45.68億年です。

その研究は海の鉛の含有量を測定したところ、深海の海水中に、鉛の含有量は表面の海水より少ないことから、人類の近代経済モデルでの影響が分かりました。

鉛はエネルギーを放出した物質の最後の形です。「墓」と言い人類社会の最後の形の表現で表したら、適切ではないかもしれないけど、意味を理解して欲しいです。

鉛は本来地球の奥まで眠っていました。人類と距離を保っていました。しかし、8500万年前から、人類がその金属を発見利用し、特に現代工業により、大量に使われました。そのため、浅い海水の鉛の含有量が増えました。

鉛は天然に存在し、金属として、水にも腐蝕されにくい、変形しやすいなどの特徴で古代ローマ時代は膨大膨大な量の鉛を生産しました(年間8万トン)。陶磁器の上薬、料理器具、配管などにも使われていたために、ローマ人には死産、奇形、脳障害といった鉛中毒が普通に見られたと言われていました。古代ローマでも、貴族たちが鉛製のコップでワインを飲むのを好んだため、鉛中毒者が続出したといわれます。17世紀ごろから、ワインによる鉛中毒が論じられるようになってきたが、当時はワインを甘くする目的で、鉛の白い酸化物が添加されていました。例えば、ワインを愛飲していたベートーヴェンの毛髪からは、後の調査によって通常の100倍近い量の鉛が検出されたことから、その晩年にほぼ耳が聴こえなくなってしまった原因として、現在では鉛中毒が有力視されていました。鉛の大量使用で古代ローマ帝国の衰退の原因にも言われていました。

近代、鉛は環境汚染により、様々な植物、動物に通じて、人間の身体に入り、亜鉛や鉄の偽物として、代謝に参加し、勿論正常な代謝、酵素の働きが出来ないため、様々な毒性症状を出ます。80年代,生産者の利益を守るため、アメリカの「科学者」は鉛は自然に存在するため、鉛含む日用製品中の鉛は無害と言いました。しかし、鉛は児童の神経毒性などの問題で、環境保護する人々の努力により、アメリカは日用品の中、鉛の含有を禁止した命令をしました。数年後、児童の血液に鉛の濃度は75%下がるほど、日常生活用品の鉛の影響は大きいです。自分の子供時遊んだおもちゃは鉛や鉛を含むペンギンで綺麗に印刷した鉛筆箱など商品を使用している記憶もあります。

金属の「墓」を身体に入れると、身体も早く「墓」に入ります。

今は、食べ物や日用品に鉛を含むと言ったら、皆さんは自然に拒否します。しかし、まだ科学は説明できていないたくさんの「墓」物質は、皆さんが「科学者」は身体に健康問題ないと利益集団のための無責任の解釈に惑われ、「美味しい」と言いながら食べ続けています。代表的なものは「化学食品添加物質」でしょう。鉛の物語の教訓から、何か学びましたか。
2015-01-04