陶氏診療院

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さっぽろ村ラジオ
カテゴリー 講演会
守成クラブ北会場の代表、佐々木ひとみ氏の誘いで、7月29日、81.3MHzさっぽろ村ラジオ、MC:吉泉まさあき氏の番組で、毎週月曜日18:35から、守成クラブの佐々木ひとみ氏のコーナーがあります。守成クラブの正会員の方々を紹介して、地元も交流、経済に貢献する番組です。

わずか20分ぐらいの時間で、最近の診療院の出来事、事例を紹介しました。

今月ある日の夜、患者からの電話がありました。腹痛で、病院行く前に診て欲しいのです。

診療院に着いたのは夜7時過ぎ、腹部診察時、痛みで腹筋が硬直して、漢方精油ベリケアーを塗布して、少し緩和しても、ベットからイスに移すことさえ出来ないほど、痛みが続いてます。

本人が仕事上で、ストレスが溜まっています。男性の場合、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の可能性が高く、痛みの緩和と検査が必要です。救急治療が必要と判断して、札幌大通りの急病センター搬送しました。座薬、点滴の鎮痛剤も抑えないため、当番の天使病院へ運びました。内視鏡で検査したところ、古い胃潰瘍の跡があり、十二指腸潰瘍あり、CT検査で、腹部の空気を認め、十二指腸潰瘍穿孔の診断をされました。

最終治療は手術で、本人は出来れば手術を避けたいです。家族からの電話を受けた後、細胞修復、傷、潰瘍を癒着促進期待できるFFCパイロゲンを勧めました。多めに飲むことにより、小さいな孔が防げば、手術しなくても済みます。

本人の努力と家族の協力により、FFCパイロゲンを飲むようにしました。(勿論、十二指腸潰瘍穿孔の患者、食事、水など飲食が禁止です。)

手術を準備している主治医が、廊下に歩いている患者を見て、歩ければ、手術は必要ないではと思って、再検査したところ、腹部の空気も減り、潰瘍が進んでないことが確認されました。その後、手術なしで、一週間の入院内科治療で退院しました。

西洋医学の検査手段を利用して、自然治癒力を生かして、最善治療が出来た一例です。普段患者の身体情報が分かり、適切な指導もサポートの裏付けになります。

陶氏診療院の中国医学が、全ての通院患者への健康生活道の指導し、これからも全力でサポート、尽力いたします。
2012-07-31