陶氏診療院

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マスクの品切れとマスクの不要論
カテゴリー 講演会
新型コロナウイルス肺炎流行中、マスクは品切れが続いています。マスクがないと、外出する時、不安になります。同時に、マスクの効用を説明する記事に、風邪や咳が出る時、マスクの効用が確認され、今回の新型コロナウイルス肺炎の予防には、有効とは証明されていないです。

香港の大学で、新型コロナウイルス肺炎の患者の呼吸の空間中の空気を採集して、ウイルスは検出されていないです。奇麗に掃除や清潔した後、部屋にもウイルスを検出していないです。感染症専門医の忽那先生の記事によるとこれまでの研究ではマスク単独でのインフルエンザやかぜなどの予防効果は示されていません(BMJ. 2015 Apr 9;350:h694)。*

実はウイルスの大きさで考えると、マスクで防ぐことはできないです。最高濾過するマスク(N95)は95%のウイルスを抑え、まだ5%のウイルスが通過します。

人と近い距離で長時間話すると、飛沫感染を予防するため、マスクは有効でしょう。消毒しない手の顔を触るも防げるでしょう。診療院の中、漢方アロマ精油を燻蒸して、患者がなるべくマスクを外して、精油充満するマイナスイオンの空気をたくさん吸ってほしいと助言しました。皆さんは、いろいろな知識を勉強して、落ち着いて、今回の疫病を乗り越えましょう。

*基本的にマスクではかぜやインフルエンザは予防できない昔から日本人はマスクを着けるのが好きと言われますが、そもそも(感染症に関しては)マスクは予防のために使うものではなく、感染してしまった人が周囲に広げないために使うものです。かぜやインフルエンザに罹ってしまった人がマスクを使用することは感染の広がりを防ぐために非常に重要です。しかし、逆に無症状の人がマスクを着用することで周囲からの感染を防ぐことはできるのでしょうか?結論から言うと、これまでの研究ではマスク単独でのインフルエンザやかぜなどの予防効果は示されていません(BMJ. 2015 Apr 9;350:h694)。マスクを着用した人と、マスクを着用しなかった人とを比べても、かぜやインフルエンザの発症率に差はないとする報告が多数あります。残念ながら無症状のときにマスクを着けてもかぜやインフルエンザを防ぐとは今のところ言えません。新型コロナウイルス感染症に関してもおそらく同様と考えられます。(https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200123-00159958/
2020-03-03