陶氏診療院

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人はなぜ夜眠くなるのか
カテゴリー 中国医学
朝、空が明るくなると、人が目醒めると同じように、空が暗くなると、人は眠くなります。

そのリズムは中国医学の言葉で言うと、陰陽のバランスを取ることです。昼は陽で、夜は陰です。陰陽のバランスが取れることは、健康の基本です。

身体も昼と夜の働く五臓六腑が違います。昼に働く臓器が、夜には休みます。逆に夜に働く臓器が、起きている時は、働けないです。そのため、空が暗くなると、眠くなり、人々を睡眠に誘います。

車の点検と同じで、エンジンを止めてやります。人も休むと、昼のお疲れ臓器の点検と夜に働く臓器が始まります。

寝る子が育つの言い伝えがあります。それは成長因子や血液のつくりが寝るとき一番盛んに働くことから、子供が寝ない、寝れない環境にいると、いろいろな障害が出ます。

早産幼児の治療も、夜の光を遮断しないと、幼児の免疫機能が低下することが、研究でわかりました。

また、寝ると、骨の重圧が1Gで、座ると立つより低いので、骨の造血機能が発揮しやすいです。さらに骨の重圧を下げるのは、お風呂に入るか、地球の重力から離れて、宇宙遊泳することです。

造血と深く関わる肝臓の働く時間が朝の1-3時です。その時間が熟睡すると、肝臓の機能が全開できます。肝臓弱い人も、再生できます。反対に、その時間がいつも目が覚める人が、肝臓の異常があるかもしれないです。一度病院で確認したほうがいいでしょう。

十分の睡眠が朝に自然で目が覚めるの前提条件です。朝に弱い人、夜の食事を軽くして、早く寝てください。

子供が良く寝る、年寄りがあまり寝ないと言われても、早寝することに変わらないでしょう。年寄りが早く起きるだけが、家族へのサービスができるので、皆さんに都合がいいでしょう。

空が暗くなると、早く寝ましょう。
2014-01-14