陶氏診療院

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主食の醗酵技術
カテゴリー 講演会
中国の医学古典巨著「黄帝内経」に中国の主食玄米の醗酵処方がありました。現在陶氏診療院で勧める発芽発酵玄米もその現代版です。五色豆を入れることで、大豆のたんぱく質など追加で、完全食に近い主食で、人々の健康を支えています。

毎年の全国の講演で、陶氏診療院の陶氏療法から勧めた発芽発酵玄米は全国に普及して、愛用者が年々増え、用意した北海道奈井江産のFFCテクノロジーで生産した無農薬有機栽培の綾姫玄米は年々完売しました。一回炊く発芽発酵玄米ご飯は一週間以上食べ続けます、醗酵に連れ、美味しいくなります。

小麦粉を主食する国々の醗酵方法が気になります。ドイツで伝統的なパン作りがあります。ライ麦やスペルト小麦を使った、黒くどっしりと噛み応えのあるパンは、自然発酵母と乳酸菌が勝って醗酵したパンです。香りがよく、硬くなりにくいので、一つのパンを一週間食べ続けることも可能です。

現代社会では、低コスト大量生産大量消費の影響で、ドイツでは伝統的のパンは工場で大量に整形したパンを急速冷凍して、全国の販売店に輸送して、そこに「焼きたて」をします。醗酵の要素は冷凍により消え、伝統の主食は形だけが残り、本来の生命力がなくなりました。

最近は本来の伝統を求める要望で、伝統のドイツパンを作る店が人気になり、少しづつ広がりました。

「食」は人に良いと書いていました。人の身体によくない冷凍食品や加工食品は、「食」に反対の道に走り、人類に絶滅に追いかける危険性があります。

自分を守り、自分の子孫を守り、人類を守ることは、すべての人の責任ではないでしょうか。「食」のなかの「主食」をしっかり守りましょう。
2017-07-30