地球上の生物が多いところ、水・光・温度が生物に適していることが分かります。その環境が変化すると、生物の大移動も行われます。

世界各地に、食品の醗酵知恵があり、様々な伝統食の味もあります。中国の南地方では、温熱帯で、気温と湿度の関係で、最も発酵食品が豊富です。主食が醗酵するとお酒になります。大豆や動物と植物を醗酵すると、納豆や豆腐羹、漬物、アンチョビ、鮒寿司(なれずし)、マッコリ(どぶろく)、醤油や酢、魚醤、味噌などの美味しい保存食品と調味料が生まれました。

日本も中国食文化の影響で、早くから醗酵食品が食生活になじみがあります。特に日本特有の醗酵食品もあり、なかなか面白いです。まだ慣れていない、くさやは一度食べてみたいです。

醗酵食品は独特な醗酵菌を増えるため、醗酵と同時に、ほかの菌を抑えるため、抗生物質が作れられます。その医学的な利用の方法は、くさやのつけ汁にけがや傷の患部に塗ると、感染を予防できます。

2006年10月、日本醸造学会は味噌などの醗酵用「黄麹菌」を「国菌」と指定して、日本の豊かな食文化への貢献を評価することで、「国」の名前を付けるほど、とても面白いです。

醗酵菌は食物（植物・海藻・動物）の消化しにくい栄養成分を消化（利用）しやすい形で分解して、時には新たな成分を合成して、人類の健康を促進します。

人間の身体は食事を摂取すると、消化器官で同じ醗酵がしますけど、短い時間で消化ができる食材がいいけど、醗酵時間がかかる食材は、間に合わない内に、排出して、もったいないです。そのため、人類の先祖は保存と消化しやすいため、様々な醗酵食品を作りました。

現代研究で、醗酵食品は酵素（たんぱく質の一種で、消化・吸収・燃焼・排泄促進する物質）を作り、身体の抗酸化作用で、新陳代謝で出た活性酸素を消去します。さらにいろいろな健康成分、例えばコウジ酸の色素合成を抑える美肌効果、GABA（γ-アミノ酪酸）は精神安定作用があり、血圧安定、認知症予防効果が期待できます。醗酵食品は現代人の生活には欠かせない必需品です。

おかずの醗酵食品が多いと思われますけど、できれば主食のご飯も醗酵食品に切り替え、陶氏診療院で勧める発芽醗酵玄米は主食を醗酵食品として、生活に取り入れると、最高の健康効果が発揮できるでしょう。